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カテゴリ:日々の随筆
●畑作
前にも書いたが、このところ、畑をいじるのが、楽しくてならない。ヒマさえあれば、畑のそばに立って、作物が大きくなるのを見ている。少しずつだが、収穫も始まった。 どうしてだろう? 若いころには感じなかった新鮮さを感ずる。このことは、ワイフにしても同じらしい。私が畑のそばで雑草を抜いていたりすると、ワイフもすぐやってきて、手伝ってくれる。 ひとつには、人間相手のつきあいに、このところ少し、疲れを感じているせいかもしれない。いろいろあった。今も、ある。そういう意味では、野菜は、ウソをつかない。いつもそこに、あるがまま。文句も言わない。私が世話をしなければ、そのまま枯れてしまう。 ●介護度4 先日、近くのケア・センターへ行って、今後の母のことについて、いろいろ相談した。日によってもちがうが、このところ、母は、寝たきりに近い状態になってきた。できるだけ私の家で世話をしてやりたいが、このところ、ハッと思うような事故がつづいている。 先日は、ベッドとパイプの間に、体ごとさかさまに落ち、その間に頭をはさんでしまった。部屋中に、歩きやすいようにと、パイプを張り巡らしたのが、かえってまずかった。たまたまワイフが、それを見つけたからよかったようなものの、あのまま、たとえば一晩も放置しておいたら、母は、死んでいたかもしれない。 このことを義理の兄に相談すると、義理の兄は、こう言った。「それは、あぶなかったねエ~。へたをすれば、あなたが過失致死罪で告訴されるところだったよオ~」と。 ほかにもある。 今、母のベッドは、東側の窓にぴったりとくっつけて配置してある。朝日が、ベッドに届くようにと考えて、そうした。 そのため母は、自分で自由に窓を開け閉めできる。それはそれでよいのだが、夜中に、まちがえて、窓をあけてしまうことがあるらしい。窓には、外から網戸、ガラス戸、それに障子戸(障子は張ってない)の三つの戸がはまっている。 たとえば掛け布団をベッドの下に落としたりすると、母は、自分でその掛け布団を拾いあげることができない。そういう状態のとき、窓があいたままで、急に外気が冷え込んだとしたら、どうなるか? 実は、一度だが、そういう事故があった。 幸いにもそのときは、軽い風邪程度の症状ですんだが、事故は事故。 さらに最近では、食事を母の部屋に、そのつど運んでいる。が、食べた物を、よくのどに詰まらせるようになった。ガッ、ガッという咳払いの声がするたびに、私たちは母の部屋にすっ飛んで行く。 で、無線の呼び鈴を取り付けたが、これはうまくいかなかった。何でもないことで、私たちを呼んだりした。日中ならまだしも、真夜中でも、それをした。そのため私たちは、睡眠不足の日がつづくようになった。が、その一方で、肝心なときには、呼び鈴のことを忘れてしまっていて、それを使わない、などなど。 ともかくも、そういうことが重なったので、ケア・センターへ相談に行ってきた。 ケ「あとは、ベッドの横で添い寝をするしかありませんね。隣の部屋にでも、寝泊まりできませんか」 私「それはできないです……。隣の部屋といっても、事務機器のある物置部屋になっていますし……」 ケ「介護度4ともなると、自宅介護は、無理ですよ」 私「やはり、そうですかア」と。 ……とは言っても、空き部屋がないかぎり、母は入居できない。センターの人の話では、「早くて、数か月待ちです」とのこと。 重~イ気分になったところで、私をワイフは、ケア・センターをあとにした。 ●ワイフのパソコン このところワイフのパソコンが、急に、調子が悪くなってきた。OSは、Me。そこで調べてみると、メモリーが64MBしかない! ギョッ! 「お前のパソコンは、メモリーが64MBしかないぞ。これではパソコンは、動かない」と。 ワ「あなたのはいくつ?」 私「ぼくのは、3GB!、だぞ。わかりやすく言えば、ぼくのは、3000MB。お前のは、64MB.3000と64のちがいだ。わかるか?」 ワ「それじゃア、無理ねエ……」と。 ということで、今日(6月3日)の午後、ワイフと近くのパソコンショップへ行って、メモリーを買ってきた。値段は、4000円と少し。 私「これで256MBになったから、とりあえずは、だいじょうぶ」 ワ「これで動くようになったの?」 私「まあね。しばらくは問題ないだろう」と。 ついでに私がもっていた、ディスク掃除用のソフトと、メモリー掃除用のソフトの2つを組み込んでやった。この2つのソフトを組み込めば、それなりに快適に動くはず。 で、そのあとワイフを見たら、どこかうれしそうだった。しんみりとした様子で、自分のパソコンをながめていた。 わかる、わかる、その気持ち! ワイフもいつの間にか、パソコンおたくになりつつあるようだ。 ●誠司と芽衣(孫)と、テレビ電話で話す ワイフと、それに犬のハナを連れて、今日は、中田島砂丘へ行ってきた。そこで弁当を食べた。 で、帰ってきてから、アメリカに住む二男夫婦に電話をした。「これからスカイプしよう」と。 スカイプというのは、無料で楽しめる、インターネット電話をいう。もちろん映像も送れる。わかりやすく言えば、無料のテレビ電話。 誠司(孫)は今、私が毎回送っている、『ディズニーランド』のおもちゃに夢中だという。それを聞いて、うれしかった。ついでに誠司が、「♪小さな世界」の歌を歌ってくれた。口笛も吹いてくれた。 涙が出そうなほど、感激した。ホント! 私も、すっかりジジバカになってしまったようだ。 ●6月xx日 もうすぐワイフの誕生日。 「何か、お前の夫が喜ぶようなものを買ってあげようか」と声をかけると、「そんなもの、いらない」だってエ! ハハハ。 (以上、2007年6月3日の日記でした。バカ話ばかりで、すみません!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月03日 16時35分39秒
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