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カテゴリ:社会時評
●世界大恐慌vs日本復活論
(Japan would be re-born again through this economic chaos.) ++++++++++++++++ 「世界大恐慌」が始まった(?)。 週刊「ダイアモンド」(10・11号)は、 「世界大破局」という大見出しを、表紙にかかげている。 サブタイトルは、「これから本当の崩壊が始まる!?」になっている。 ゾーッ! ++++++++++++++++ が、ここは、最後までふんばったほうが、勝ち。 考えようによっては、日本にとっては、千載一遇のチャンスかもしれない。 相対的にみて、日本の経済は、よりしっかりしている。 アメリカや韓国のように、不良債権になりそうなものが、ほとんどない。 何よりも心強いのは、前回、日本のバブル経済が崩壊したとき、日本は 一足先に、「恐慌」を経験し、それから立ち直っているということ。 この経験は、たいへん貴重。 つまりそれだけ賢くなっている。 ただ「恐慌が長引けば、日本の経済も大打撃を受ける」(同誌)そうだが、 「立ち直りも早いはず」とか。 怖しいタイトルの雑誌だが、全体を読んで、私はそういう印象をもった。 さあ、みなさん、ここは、ふんばろう。 最後までふんばったほうが勝ち。 弱気になったほうが、負け。 日本の「円」が、世界の基軸通貨になるのも、ひょっとしたらありえない 話ではないかもしれない。 フランスのル・モンド紙は、『サムライの復讐』と題して、つぎのように伝えている。 じっくりと読んでほしい。 ++++++++++++以下、時事通信より転載+++++++++++++++ 【パリ6日時事】 欧米で金融危機が広がる中、日本企業が米金融機関などの買収・投資に乗り出していることについて、6日付仏紙ルモンドは「サムライの復讐(ふくしゅう)」と題する論文を掲載し、「日本は失われた10年から復活した。巨大なバブル崩壊からも立ち直ることができる証しであり、欧米にも希望を抱かせる」と論じた。 同紙は「世界でほぼ唯一『サブプライムの毒』を味わわなかったのが、日本の銀行だ」と評価。背景には日本が1990年代のバブル崩壊のトラウマ(精神的外傷)を克服できず、リスクの高い投資を慎んだことがあると解説した。 さらに、最近は中国の経済的奇跡ばかりがもてはやされ、日本は目立たないが、「日本のロボット工学は世界一。研究開発関連予算は国内総生産(GDP)3.3%にも上る」と指摘。「日本の復活を誰も気にしていないが、侮ってはならない」としている。 ++++++++++++以上、時事通信より転載+++++++++++++++ 【付記】 経済誌だから、記事が経済一色ということはわかる。 しかし「崩壊」で怖しいのは、経済だけではない。 経済の崩壊は、民心の崩壊、モラルの崩壊、さらには国情の混乱を招く。 国というよりその地域全体が不安定になる。 それがそのまま戦争につながることだって、当然、ありえる。 が、この点についても、日本は、ほんとうにラッキーな国だと思う。 国境で接している国が、ひとつもない。 世界で地理的にもっとも安全な国といえば、この日本ということになる。 みなさん、私たちの国、日本を、もっと信じよう! 私たち日本人がもつ底力を、もっと信じよう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月07日 22時10分46秒
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