2494531 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

楽天・日記 by はやし浩司

楽天・日記 by はやし浩司

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008年11月03日
XML
カテゴリ:家族のこと
●映画『レッド・クリフ』

++++++++++++++++

映画『レッド・クリフ(赤壁)』……
「三国志」を映画化したもの。
すごかった!
星は文句なしの、5つ。★★★★★。

中国もすごい映画を作るようになった。
驚いた。
感心した。

日本の俳優を起用する、そのふところの
大きさにも驚いた。

ただPART-1で終わったところが残念。
つづきのPART2は、2009年4月封切りとか。

必ず、見に行くぞ!

++++++++++++++++

【11月3日】

ここ数日、古い雑誌を取り出して、読んでいる。
とくに今回の「金融危機」直前に発刊された雑誌に、
興味がある。
たとえば(Newsweek誌、8月27日号、08)。

表紙のタイトルは、「五輪後の中国」。
ついでにあちこちの雑誌を読みあさってみたが、
「金融危機」を予測した雑誌は、一誌もなかった。
つまりあのアブ・プライム問題は、ある日突然、始まり
世界を襲った(?)。
それが引き金となって、世界は、大恐慌へと
突入した(?)。

しかしこれはおかしい。
私のようなド素人でも、すでに5、6年前に、
「何かおかしい」と感じていた。
また、そういう原稿を書いていた。

最初にそれに気づいたのは、二男の卒業式に
行ったときのこと(2001年)。
あの9・11テロ事件が起きる、ちょうど半年ほど
前のことである。

ごくふつうの、平均的なサラリーマンですら、
日本では考えられないような大豪邸に住んでいた。
そういう大豪邸が、2000万円も出せば、
手に入った。

ドルは過大に評価されていたし、強いドルをよいことに、
アメリカは、世界中から富をかき集めていた。
わかりやすく言えば、そういうドルを買い支えていたのが、
当時の、(今もそうだが)、この日本である。

私はそういう大豪邸が、ズラリと建ち並んでいるのを
見て、少なからず、驚いた。
驚いたというより、頭にきた。
「たいした産業もなく、たいして働きもせず、どうして
こんないい家に住めるのだ!」と。

が、そのアメリカ経済が崩壊した。
それは当然であるとしても、世界は、そのおかげで、
メチャメチャ。
なにかがおかしい?、と感じた段階で、もっと早く
手を打っておけば、こんなことにはならなかった。

そういう意味で、過去の雑誌を読み返してみるのは、
それなりに参考になる。

+++++++++++++++++

●息子たち

私の3人の息子たちで、最大の(よい面)は、3人とも、人にやさしいこと。
やさしすぎるほど、やさしい。

長男が勤める会社(製造会社)は、大きく分けて3つの部門に分かれている。
身体に障害がある人たちが多く集まっている、A工場。
外国からの労働者が多く集まっている、B工場。
それに専門的な製品を製造している、C工場。
長男は定期的に、それら3つの工場を回りながら、それぞれの仕事の指導をしている。
しかし定時に帰ってきたことがない。
「残業している外国人や、身体に障害がある人がいると、帰れない」と。

それについて昨夜、ワイフがこう言った。
「私たちの財産は、3人の息子たちね」と。

その長男が、おとといの夜、社長や専務と、会食をしてきたという。
それを聞いて、うれしかった。
どういうわけか、うれしかった。
このところ我が家は、暗いニュースばかり。
その暗い部屋に、明るい電気が灯(とも)ったよう。

二男も、2人の息子と娘(=私の孫)に、大声で怒鳴ったことがない。
何かを説得するときは、30分でも、1時間でも、時間をかけて、説明するのだそうだ。
そういう根気のよさが、孫たちのあの明るい表情となって、現れている。

三男のやさしさについては、私も驚くほど。
いつも他人にことばかり、心配している。
他人のために、動き回っている。

どうして息子たちがそうなったかについては、私自身もよくわからないが、
ひとつだけはっきりしていることがある。
ワイフが惜しみない愛を、無条件に与えてきたこと。
私はワイフが、息子たちに向って、怒鳴ったり、叱ったり、あれこれと説教をして
いる姿を、見たことがない。
いまどき、こういうことを書くと、不思議に思う人もいるかもしれないが、私のワイフは、
息子たちに向って、「勉強しなさい!」とさえ、言ったことさえない。
本当に、ない!

そういうワイフの(心の余裕)が、息子たちを、やさしい子どもにした。

今にして思うと、私のワイフは、最高にすばらしい母親だったということになる。
(今も、そうだが……。)

長男も最近、そう言った。
「ママは、すばらしい」と。
二男も以前から、口癖のように、そう言っている。
三男も、そのうち、ワイフのすばらしさが、わかるようになるだろう。

こういう家族の中にあって、ひとりだけ取り残されているのが、この私。
みなに嫌われ、みなに軽蔑されている。
どこの家庭でも父親というのは、そういうものかもしれない。
が、まあ、私は私で自分の道を進むしかない。
息子たちの成長を、陰で喜びながら・・・。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年11月03日 10時23分40秒
[家族のこと] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.