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楽天・日記 by はやし浩司

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2009年01月07日
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カテゴリ:社会時評
●不況

+++++++++++++++++

昨夜、息子が東京へ戻っていった。
駅まで、見送った。
で、その帰りに、私とワイフは、いつも
行く、お好み焼き屋に寄った。

しかし客は、私たちだけ。
30~40分ほどいたが、私たちだけ。

不景気になると、まず飲食店が打撃を受ける。
不況ともなると、さらにそう。
大不況ともなると、さらにそう。

お好み焼きを食べながら、かえって
申し訳ない気持ちになった。
いつもならおいしく思うはずのお好み焼きが、
味気なく感じた。

ところで隣の韓国では、すでに3分の1ほどの
飲食店が店を閉じたとか。
何かのニュースで、それを知った。
こんな状態があと数か月もつづいたら、
日本もそうなる。

暗い気持ちで、店を出た。

++++++++++++++++

このあたりでも最大手の進学塾が、今度、月謝をさげることにしたという。
もともと高率の月謝※を取っていたところだから、私は驚かなかった。
「何、言ってるんだ」とさえ、思った。
……ということで、不況の嵐は、塾にまで及び始めている。

が、今度の不況は、まだ序の口。
韓国では、青瓦台の地下室に、(地下室にだぞ)、「非常経済指令室」なるものを
設けたとか。
まさに臨戦態勢。
ワイフはこう言った。
「つい数か月前までは、好景気って言っていたのに……」と。
しかしそれは表向き。
実際には、不況の足音は、昨年(08)の春ごろから、聞こえ始めていた。
書店にその種の本が並び始めたのも、そのころである。

で、この不況は、今年いっぱい、まだつづくとか。
経済界の人たちは、そういう見方をしているらしい。
となると、私たちの生活は、もっと苦しくなる。
いや、いくら苦しくても、先に希望が見えれば、まだ何とかなる。
しかしその希望が消えると、苦しみが倍加する。
「がまんする」といっても、そこには限度というものがある。
とくに家賃や給料を払って経営している飲食店は、そうだろう。

私「ここはふんばってほしいね」
ワ「そうね」と。

家に帰って、今度のイスラエルとハマスとの戦争記事を読む。
イスラエル軍は地上軍を投入し、ハマスの病院や学校、モスクまで、つぎつぎと
破壊しているという。
子どもの犠牲者も多いとか。
ますます暗い気持ちになりながら、ふとこう思う。

「この人たちは、店どころか、家や家族まで失いつつある。
そういう人たちにくらべれば、ぼくたちは、まだ幸福なほう」と。
……ということもあって、今日は、20キロ近くを、歩いてみようと思う。
歩くことにまさる健康法はない。
それにお金もかからない。
不況風なんかに、押しつぶされて、たまるかア!

(注※)塾は、1クラスに生徒が何人いるかを見て、「率」を計算する。
仮に月謝が1万円でも、1クラス30人では、30万円となる。
仮に月謝が2万円でも、1クラス10人では、20万円となる。
このばあい、月謝が1万円の教室のほうが、(もうけ率)が高いことになる。
月謝だけをみて、「高い」「安い」を判断してはいけない。






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最終更新日  2009年01月07日 06時52分19秒
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