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カテゴリ:社会時評
●不敬罪?(Lese Mejesty?)
The Government of Thailand has sentenced an Australian writer, 3-year long prisoning because of the lese majesty. What is the lese majesty now? This is an oppression of words, isn’it? Be ashamed, Thailand people! ++++++++++++++++++ 『タイの裁判所は19日、著作物のなかでタイ国王を侮辱したとして、 オーストラリア人の作家に禁固3年の刑が言い渡されたという』(TBS-i・News・1月19日)。 ++++++++++++++++++ タイで大学講師をしていた、1人のオーストラリア人が、『過去の出版した著作の中に、タイ国王を侮辱する表現があったとして、不敬罪の疑いで逮捕、勾留された』(同)という。 その結果、禁固3年の実刑判決がくだされたという。 なお同時に、『タイ当局は昨年以降、王室に批判的と判断したおよそ4000のウェブサイトを閉鎖していて、言論弾圧との非難が国内外から出ている』(同)との報道もなされている。 今どき不敬罪? 戦前の日本にもあったが、「敬う」などという心の中の感情まで、法律でしばるところが恐ろしい。 またそういうふうにして敬われたとしても、当の国王は、それで満足なのだろうか。 私が国王なら、そんなバカげた法律は、自分のほうから願いさげる。 で、日本という国は、意識的には、オーストラリアとタイの中間あたりに位置する。 私たち日本人が、「バカげている」と思う以上に、オーストラリア人は、そう思うだろう。 だいたい、オーストラリア人には、そういう意識そのものがない。 が、それだけではない。 王室に批判的なウェブサイト(ホームページ)が、4000以上も閉鎖されたという。 こうなると、タイという国は、もうデタラメな国と判断してよい。 タイの人たちは、もっと自分に恥じたらよい。 国王を敬わないことを恥じるのではなく、言論の自由がないことを恥じたらよい。 世界から見れば、ちっぽけな国ではないか。 そんな国で、国王だのなんの、不敬罪だのなんのといっている、自分たちのおかしさに、まず気がついたらよい。 人間に上下があるわけがない。 一人ひとりの人たちが、自由にものを言い、生きる。 国としてのダイナミズムは、そこから生まれる。 またそういうふうにみなが、生き生きと生きている国を、すばらしい国という。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月20日 07時24分41秒
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