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楽天・日記 by はやし浩司

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2009年01月30日
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カテゴリ:社会時評
●矛盾
(45% of the people in the world are working with only 2 dollars payment a day. Ans acording to the newspaper of today, an old man of the age 80 had been stolen money of 360000000 yen. The money is equivalent to the payment of 5500 years to one poor man.)
++++++++++++++++

世界に45%の人が、1日2ドルで
働いているという。
一方、日本で、4億円近い現金を
盗まれた人がいた。

++++++++++++++++

今朝の朝刊に、お金にまつわる、2つのニュースが載っていた。
ひとつは、世界の45%の人が、1日2ドル以下で働いているというニュース。
そういう人たちが、14億人にもなるという(ILO・090128)。

もうひとつは、ある県の老人が、庭に埋めておいた、4億円※近い現金を
盗まれたというニュース(以上、中日新聞)。
盗まれたのは、80歳の老人だったという。
(しかもそのあとまもなく、亡くなっているという。)

これら2つのニュースを並べて読んでいると、あまりにも両極端すぎて、どう理解したら
よいか、わからなくなる。
たったの2ドル!、と思ったあとに、4億円も!、となる。

そこで……。

4億円(警察の発表では、3億6000万円)を、ドルに換算すると、約400万ドル。
400万ドルを2ドルで割ると、200万日分。
200万日を365日で割ると、約5500年分。
このあたりまでくると、少し、理解できるようになる。

つまり貧しい人が、5500年働いて稼ぐお金を、どこかの1人の老人が、
盗まれた。

5500年分だぞ!

ところがおかしなことに、こうして考えていくと、その老人のほうが、まちがっている
ように思ってしまう。
老人というより、世界のしくみのほうが、まちがっているように思ってしまう。
もちろんだからといって、盗まれてよかったと書いているのではない。
それはそれ。
しかし同情すべきなのだろうが、正直に書くが、その同情心が、わいてこない。
むしろ「80歳の老人が、4億円ももっていて、どうするの?」と、そんなふうに、
考えてしまう。

実際、この日本では、お金をもっている人は、もっている。
10億円単位でもっている。
しかしその一方で、月額20万円以下の給料で働いている人も多い。
そういう人たちは、毎日、爪に灯をともすような生活を強いられている。
これを社会の矛盾と言わずして、何と言う?

……というような話をしていたら、こんな広告が目に留まった。
何でも、今度、有料の老人ホームができたという。
介護度が4とか5の老人でも、入居できるという。
それを見ると、入居金が500万円。
月々の費用が、部屋代、食事代を含めると、約20万円。
私とワイフが、2人で入居したとすると、入居金が1000万円。
月々の費用が、40万円。
ほかに医療費などもある。

そういう計算をしながら、「死ぬのも楽ではないな」と、まあ、
そんなような会話を、ワイフと交わす。
何かおかしいが、こればかりはどうしようもない。
これでいいとは思わないが、だからといって、何ができるのか。
先の2つのニュースを読んだ直後だけに、矛盾だけが、あとに強く残った。

私「それにしてもさあ、だれが盗んだのだろう?」
ワ「そこに現金が埋まっていると知っていた人よ」
私「どこかで見ていたのだろうか?」
ワ「どこかで見ていたのよ、きっと……」

私「そのあとすぐ、その老人は亡くなったそうだ」
ワ「おかしいわね。何か、事件性を感ずるわ」
私「ぼくも、そう。感ずる、感ずる……。」
ワ「そのあたりも、警察は調べていると思うわ」と。

実は、お金というのは、稼ぎ方よりも、使い方のほうが、むずかしい。
ところがほとんどの人は、どう稼ぐかということばかりを考える。
どう使うかということは、あまり考えない。
「お金は、あればあるほどいい」と考えて、そこで思考を停止してしまう。
その老人がそうだったとは言わないが、やはり結論は、先の話に戻って
しまう。

「そんな老人が、4億円ももっていて、どうするの?」と。
しかしこれは、私のひがみか?

(注※)警察が追認できた金額が、3億6000万円。
盗まれた金額は、それ以上と考えられる。


Hiroshi Hayashi++++++++JAN. 09++++++++++++はやし浩司

●おわび
(When I write essays I have to pay much attention not to offend or insult people in the essays, and therefore I write like this way: in most cases I change names and their relations with me, or stories themselves as fictions. Otherwise I am to get involved in unexpected troubles. Please understand this when you read my esseys for which I thnak you very much.)
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定期的に、こうしたおわび文を掲載しています。

+++++++++++++++++++++

私が書くエッセー(文章)について、つぎのことを、どうか、
ご理解ください。

こうしたエッセーでは、他人の話を、身内の人の話にしたり、
1つの話を2つに分けたり、あるいは反対に、2つの話を
1つの話にしたりすることは、よくあります。
もちろん身内の話を、他人の話にすることもあります。

またそれをしないと、たいへんなことになるからです。

ほかに、その人から聞いた話でも、その人とわからないように、
別のストーリーを組み立てることもあります。

さらに過去の話を現在風に仕立てたり、現在の話を、過去の話に
仕立てたりするときもあります。
その人の家族構成を変えたり、職業を変えたりすることは、
この世界では常識です。

ただ現在、私と交友関係にある人については、原則として
その人については、書きません。
批判も、しません。
またそういうことのために、(ものを書く)という手段を、
使いたくありません。
ものを書くことによって、交友関係を破壊したくないからです。

一方、一度でも批判したことがある人とは、交際しないことに
しています。
これは私が決めた、信義則のようなものです。
一方でその人を批判しながら、他方でにこやかな笑みを浮かべてつきあう
というような芸当は、私にはできないからです。

ただし政治家などの公人は、別です。
しかしそのばあいでも、できるだけ実名は避けています。
「麻生総理大臣」は、「AS総理大臣」と表記しています、など。

というわけで、中には、「あの林は私のことを書いた」とか、何とか
言って、不愉快に思う人もいらっしゃるかもしれません。
しかしそれは誤解です。

私は、個人攻撃はしませんし、そういうことをしても意味がないことを、
よく知っています。
せっかく私の文章を読んでくれる人にも、それでは申し訳ありません。
そういう人を、利用することになるからです。

以上のことを、どうかご理解の上、私の書いたエッセーを
読んでくだされば、うれしいです。
よろしくお願いします。

                 はやし浩司



Hiroshi Hayashi++++++++JAN. 09++++++++++++はやし浩司






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最終更新日  2009年01月30日 06時06分38秒
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