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カテゴリ:心の問題
●捨て身 「今日、1日だけでもいいから、ワイフを信じてみよう」と、今、思った。 だまされてもいい。 裏切られてもいい。 ・・・ワイフは、そういうことはしない。 それはわかっているが、こうなれば捨て身で、ワイフと接してみよう。 気を張れば張るほど、疲れるだけ。 ワイフも疲れる。 「信じてもらおう」などと思う必要はない。 「信じてやろう」と気を張る必要もない。 ただひたすら、「捨て身」。 何も考えない。 何も求めない。 こうしてぼんやりと、時の流れに身を任す。 どうせ今の私には、それしかできない。 それしかすることもない。 そうそう心なしか、庭を行き交う風が、強くなったように思う。 カーテンの揺れが、それに合わせて、大きくなった。 さあて、今日もこうして始まった。 まだ朝のニュースは見ていないが、今ごろは選挙一色のはず。 自民党が歴史的敗北を期した。 ……となってみると、今まで、あんな党がどうして50年間も、 日本に居座っていたのか、居座ることができたのか、 その理由がよくわからない。 2009年8月31日(月曜日) Hiroshi Hayashi++++++++AUG.09+++++++++はやし浩司 ●980円の時計(脳の中の脳) ++++++++++++++++++ 近くのショッピングセンターでは、毎月 30日に、「みそか市」というのが開かれる。 この日は、商品を選んで特別に安く、ものが 売られる。 1万円の自転車とか、6000円の掃除機とか、など。 その中に、9800円のソーラーバッテリーで 動く腕時計(電波時計)というのがあった。 ググーッと物欲が湧いてきた。 が、ここで「待ったア!」。 ++++++++++++++++++ ●作られる意識 最近の脳科学の進歩には、めざましいものがある。 その中のひとつが、これ。 実は(意識)というのは、それを意識として意識する前に、 脳の別のところで、つまり無意識の段階で、その意識の原型が作られる。 私たちが「意識」と呼んでいるのは、実はその無意識に操られてできた意識 ということになる。 もう少しわかりやすく説明しよう。 ●物欲 私はその腕時計がほしくなった。 腕時計など、この10年以上、身につけたこともないのに、ほしくなった。 で、ワイフに「あとで、この時計を買いに行こう」と誘った。 が、実はこのときすでに、脳の別のところでは、「買わない」という意識が 作られていた。 もちろんそれは無意識の世界でのこと。 無意識の世界で、別の反応が起きていることなど、私には知る由もない。 意識の世界では、「ほしい」「買いたい」「買いに行こう」という意識が働く。 ●無意識の世界の反応 で、ショッピングセンターに出向く。 時計売り場に立つ。 時計を見る。 「どこかジジ臭い」と、私は思った。 「重そうだ」と、私は思った。 で、結論は、「買わない」。 ……と書くと、「どうして無意識の世界の反応が、あらかじめ君には わかったのか?」という質問が出てくるかもしれない。 私は無意識の世界では、「どうせ店に行っても買わないだろう」と反応していた。 無意識の世界での反応だから、意識の世界で、それがわかるはずがない。 わかったとたん、それは無意識ではなくなる。 ●訓練 ところが、である。 少し自分の脳みそを訓練すると、無意識の世界での反応が、おぼろげならも、 自分でわかるようになる。 そのときも、そうだった。 コマーシャル(DMチラシ)を見たとき、私は意識の世界では、それを 「ほしい」と思った。 が、同時に、脳の別のところで、モヤモヤとした感覚が、それをじゃました。 それは「迷う」という反応とは、ちがう。 意識の世界では、はっきりと「買う」という反応を示していた。 が、そのモヤモヤとした感覚の中に、「買ってはだめ」とか、「買ってもむだ」とか いう(思い)が、あるのを感じた。 言葉ではない。 感覚的な反応である。 それが無意識の世界の(反応)ということになる。 ●嘘発見器 私は実物を見たことがない。 嘘発見器なるものに、触れたこともない。 しかし映画などでは、よく見かける。 その嘘発見器だが、今では、脳の奥深くで起きる反応を見分けることが できるそうだ。 だからいくら意識的に嘘をついても、脳の別のところが、別の反応をそてしまう ため、それを嘘と見抜いてしまう。 そこで……。 ここからはあくまでも映画で知った話だが、一流のスパイともなると、嘘発見器を だます技術を身につけるのだそうだ。 本当かどうかは知らないが、もしそういう訓練があるとするなら、それは無意識の 世界をだます訓練ということになる。 が、そういうことはありえることだと私は思う。 訓練すれば、無意識の世界をコントロールし、ばあいによっては、だますこと もできる。 その反対の側位にある反応が、催眠術ということになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月01日 09時39分48秒
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