カテゴリ:その他なんて言わないで!の巻。
7月31日に鮮魚コーナーでお出ししました『締め鯖』を購入されたお客様より、 激しい腹痛を起こし病院で一日点滴を打ってもらったとの御意見を頂戴しました。
すぐにお宅に伺いまして、色々お話を伺ったところ、原因が鯖に寄生します「アニサキス」である事が判明しました。
アニサキスは、サバやイカなど多く見られる寄生虫でして、熱や冷凍などでは死滅するのですが、塩や酢では死滅しません。 そして、生きたまま胃の中に入りますと、殆どの場合は排泄されるのですが、稀に胃壁を食い破ろうとして激しい腹痛を起こします。
今回、当店のお客様に起こった事が正にそれでした。
自分自身、アニサキスの事は知ってはいたのですが、その事に対する危機意識が薄かったように思います。 本当に申し訳ありません。
アニサキスは通常内臓にいることが多く、鮮度が落ちると共に身の方に移動してきます。 なので、今後は伊良湖漁港、もしくは三河湾で獲れた活け締めのサバのみで、お刺身並びに締め鯖を作るようにします。
ちなみに今回は宮城県産の真鯖で作らせて頂いたものでアニサキスが出ました。 もちろん生食用として鮮度的には問題が無いものの、この様な形でお客様並びにそのご家族様に多大なご心配とご迷惑を掛けた事を深くお詫び申し上げます。
今後は二度とこのような事が起きないように危機管理を徹底していきますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
一期家一笑・鮮魚部門主任・杉浦大西洋
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最終更新日
2010年08月02日 23時44分29秒
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