カテゴリ:一期家一笑のあれこれ。
一期家一笑のお惣菜では、小田商店さんの生揚げ醤油を使わせていただいています。
生揚げ(きあげ)醤油とは、火入れをしていないモロミを搾っただけのお醤油で、 まず一般的には流通していないお醤油です。
北海道産の丸大豆をつかい、100年近く使われている杉桶で仕込まれた、 二年以上も熟成させた、風味豊かなお醤油です。
このお醤油がちょっと特別なお醤油だと教えていただいたのは、 福島塾という勉強会でご一緒している職人醤油の高橋さんと蔵見学をご一緒させていただいたときのことです。
こんなふうに、毎日の煮物などでも、「ふつう」に使わせていただいているお醤油が、 実は幻の醤油とも呼ばれること、 ちかくに蔵があるからこそ実現できているということ、 それまで、ぼくはぜんぜん理解していませんでした。
肩ひじ張って、しょう油をアピールしたり、お客様に対して教条的になる必要はまったくないのですが、 その魅力をちゃんと伝えているかと自問すれば、それは明らかにできていないというのが じぶんの答えでした。
そんなこんなで、 小田商店さんの生揚げ醤油をもっといかしたお惣菜をお出しできるよう、 メニューを見直したりしました。
こちらは魚市場で仕入れた生のするめいかをさばき、 生揚げ醤油をベースとしたたれに一晩漬け込み、 グリルで焼き上げたものです。
スチームを加えながら焼き上げるので、 しっかりやわらかくお召し上がりいただけます。
こちらは、今が旬の寒ブリを同じように生揚げ醤油のたれに漬け込んで焼き上げたもの。
今日はお弁当などにも入れさせていただいて、多くのお客様にご利用いただきました。
まだまだ、改善の余地もブラッシュアップしていく必要も多々ありますが、 できることを、ひとつずつ。です。
今日も一期家一笑にきてくれてありがとうございます。
恵方巻きサイダー、入荷しました。
おかげさまで、大好評(スタッフから!)です。
売り切れおしまいですので、おはやめにどうぞ。
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生揚げ醤油いいですね。幻の醤油ですか?今度、行ったら是非、購入したいです。調味料は家庭料理だと一回にせいぜい大さじ1くらいしか使わないので、結構、高い調味料を買っても、そんなに経済的な負担にならないんだよね。それよりも安心・安全なものがいいですよね。
やっぱり、置いてる物は成城石井レベルですね。随所にこだわりを感じます。 ところで醤油もそれだけこだわっているなら、もしかして、こだわりのハチミツも置いてますか?私はハチミツが好きなので、美味しいハチミツが欲しいです。出来れば養蜂場から直接、仕入れている物が欲しいのですが。 それとパンも好きなのでハチミツマーガリン的なものが………。どっかで見たくだり……。 (2015年01月28日 23時33分45秒)
通りすがりの、これは醤油ですか?しょーゆーことさん
>生揚げ醤油いいですね。幻の醤油ですか?今度、行ったら是非、購入したいです。調味料は家庭料理だと一回にせいぜい大さじ1くらいしか使わないので、結構、高い調味料を買っても、そんなに経済的な負担にならないんだよね。それよりも安心・安全なものがいいですよね。 > >やっぱり、置いてる物は成城石井レベルですね。随所にこだわりを感じます。 > >ところで醤油もそれだけこだわっているなら、もしかして、こだわりのハチミツも置いてますか?私はハチミツが好きなので、美味しいハチミツが欲しいです。出来れば養蜂場から直接、仕入れている物が欲しいのですが。 >それとパンも好きなのでハチミツマーガリン的なものが………。どっかで見たくだり……。 ----- 通りすがりのしょうです。しょうゆうことですさん、こんにちは☆ 生揚げ醤油は、火入れをしていないので、温かい場所などに置いておくと、瓶内発酵してしまいます。 これは、品質劣化にもつながるので、流通にはまずのらないのですね。 じぶんの知っている範囲で販売しているのは、ぼくの師匠である東京羽村市の福島屋さんや、栃木県のミマスヤさんというスーパーが、日にちを決めて冷蔵販売していたり、小豆島の蔵元で冬季限定で販売していたりするくらいだと思います。 一期家一笑は立地的に恵まれていて、蔵元からすぐなので、お惣菜でも使わせていただくことができています。 そして、ぼくらは、ほんとうにこだわってはいないのですが、ぐうぜんにもはちみつだけは、すばらしいものを販売させていただいています。 三ヶ日の猪ノ鼻湖畔に、長坂養蜂場さんというすんばらしいハチミツ屋さんがありまして、実はそこから直接仕入れて販売させてもらっていま… …アレッ? …デジャブ? …っていうか、3回目? (2015年01月29日 17時03分53秒) |
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