“江別の米で酒を造ろう会”と小林酒造のコラボ
“江別の米で酒を造ろう会”と小林酒造のコラボ江別の地酒“瑞穂(みずほ)のしずく”“瑞穂(みずほ)のしずく”。 瑞穂のしずく 左から 300m l 720ml 1,800ml その北海道江別市のおいしいお酒は、先ずは地元の方々に味わっていただきたいとの思いから、江別市内でしか販売されていなかったのでご存知無い人も多いのではないでしょうか?さて、どんなお酒なんでしょうか?江別市役所を訪ね、経済部農業振興課 主事の橋本さんにお話を伺いました。 地元生産農家の「江別のおいしいお米を広めたい」、「食用以外のお米も知ってもらいたい」という熱い思いから、市内の飲料店組合、飲食店、更に行政も参加して平成12年に“江別の米で酒を造ろう会”が結成され、江別の地酒造りがスタートし、熱い思いがたっぷりと込められたおいしいお酒、瑞穂のしずくが誕生しました。「瑞穂」というのはお米という意味で、江別の水源である野幌原始林の中にある「みずほの池」がお米を作るための源流であることからこの名前が付けられました。平成12年の発売当初からしばらくは江別産の食用米「きらら397」で造られていましたが、平成19年からは道内で3番目に酒造米として認定された酒造好適米「彗星(すいせい)」で造られています。江別市内の4件の農家で生産されているこの彗星は、寒さに強く、穂が大きくて、タンパク質の含有率が低いのが特徴です。そして、この江別の農家さんが大切に育てた彗星をおいしいお酒にしてくれるのが北海道夕張郡栗山町にある小林酒造株式会社さんです。 「北海道でしか醸せない、味わえない酒とは?」という答えを長い間一貫して追求してきた小林酒造さんは、明治11年創業の老舗の酒造会社で、「北海道の造り酒屋が北海道米を使わないで北海道がよくなるはずはない」との気概で農家とのより深いつながりを持って、ずっと頑固で大地にしっかり根を張った酒を造り続けていきたいと考えているそうです。創業130周年を迎えた平成20年からは糖類などの添加物を完全廃止して、北海道唯一の100%全商品、本醸造以上の酒造りを実現していて、北海道米への強いこだわりは、平成22年から100%北海道産のお米を使っての酒造にチャレンジ、現在見事に達成した事にも表れています。「道産のお米をつかって良い酒だと褒められるのが一番うれしい事」とおっしゃる小林酒造さん、そんな酒蔵の北海道米を操る名人の杜氏が寒い時期を待っての少量仕込みで造る瑞穂のしずくは、スッキリとした旨口で、やや辛口の上品な味わいです。口当たりが良く、女性にも飲みやすい江別生まれのこの特別純米酒“瑞穂のしずく”、毎年、江別市民会館で“江別の米で酒を造ろう会”主催の「新酒発表を楽しむ会」で新酒を発表してからの販売です。盛りだくさんの余興で毎年大盛況のこの会ですが、今年の会では飲みやすくておいしいとひときわ大好評で大いに盛り上がったそうです。それもそのはず、今年は過去最高の出来栄えで、小林酒造の杜氏さんも「まじめにウマイ!」と評価しているとのこと。また、“江別の米で酒を造ろう会”では、“瑞穂のしずく“のPRの一環としてその酒粕を使った商品開発を企画し、市内の飲食店などに協力を依頼し、メニュー化・商品化を行っています。以前にご紹介した、江別市民会館食堂マキシドルパさんや、サンタクリームさんをはじめ、多くのお店でその“おいしい”を楽しめます。酒が旨ければ、酒粕もまた旨し!こちらも是非ご賞味ください。そうそう、過去最高の出来栄えの今年の“瑞穂のしずく“、これを呑まない手はありませんよ~!!売り切れる前に江別の酒屋さんへ急ぎましょう!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取材店名・社名 江別市 経済部 農業振興課住所・電話 〒 067-8674 北海道江別市高砂町6番地 市役所第2別館2階 TEL 011-381-1025 FAX 011-381-1072 取扱商品 ―取材商品 特別純米酒 瑞穂のしずく営業期間 ―営業時間 ―取材商品の販売期間 ―取扱店 江別市内の酒類取扱店ホームページ ― ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・