|
カテゴリ:動物
12月23日にNHKで和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドのパンダ(ジャイアントパンダ)の赤ちゃんに関して放映されていた。
双子を生むことは珍しくないが、野生のパンダの場合、両方が無事に育つことはまれである。 二匹をメスの愛浜(アイヒン)とオスの明浜(メイヒン)が生まれたが、愛浜196gに対して明浜84gとその差は大きかった。 二匹とも無事に育てるため、中国で考え出された特別な飼育法がとられた。二匹だと大きい方が乳を独占してしまうため、一頭は保育器の中で、一頭母親に任せ、数時間おきに交換するのだ。 生後42日目(愛浜2000g、明浜1700g)にはじめて2頭そろって母親に抱かれ、2頭とも授乳させていた。 生後76日目(愛浜4000g、明浜3700g)には、竹に手を伸ばすなど目が見えるようになった。 生後110日目(愛浜6900g、明浜5900g)にははじめて観客にお披露目した。 生後4ヵ月あまり(愛浜7600g、明浜7300g)と徐々に体重差は縮まる。 生後半年には同じ12kgとなり、11ヶ月にはじめて屋外へだされオスの明浜は24kgとメスの愛浜より2kg大きくなって逆転した。 日本で開発されたジャイアントパンダ用の粉ミルクがあり、人用に多い成分を少なくして(そうしないと下痢をする)使っている。その日本製ミルクを中国でも使われ、双子の生存率が高まり、2007年の飼育されたパンダはすべて生き残ったという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年12月24日 15時02分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[動物] カテゴリの最新記事
|