幸せの黄色いハンカチ
山田洋次監督作品のリメイク。 1977年の映画版自体も、公開当時劇場にも足を運んだが、正直、高倉健を 目当てに行っただけで、作品自体はあまり評価していない。 というのも、中学の頃から、「幸せの黄色いリボン」(ドーン)という曲 が好きで、レコードを持っていた。 美術の作品で、この曲をモチーフに作品を描いたこともある。 そんな思い入れがあったので、この作品は、単なるパクリもんだと思って 正直、好きになれない。 それでも、高倉健の作品だったゆえ、今回のTV版も期待せずに観た。 映画版に出演した、倍賞千恵子,武田鉄也らがチョイ役で出演した以外、 特に印象に残る作品ではなかった。 今、リメイクする意味があったのか? 業界が抱える「ネタ切れ」感をひしひしと感じてしまった。