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テーマ:見上げた空はどんな空(1469)
カテゴリ:***** 科学 *****
宇宙の果ては、どの様な姿でしょうか。
宇宙は膨張しています。 その膨張は、どの方向を見ても同じ様に。 地球から遠くの星ほど、遠ざかる速度が速くなります。 遠くの星ほど速く遠ざかりますが、光速を超えることはできません。 そのため、光速を超える距離が「宇宙の果て」になります。 光速を超える距離は、138億光年の彼方です。 138億光年彼方の宇宙の果てを見ると、138億年前の宇宙の姿を見ることができます。 言い換えると、光の速度の限界で、これより遠くを見ることはできません。 見えないから「宇宙の果て」なのです。 宇宙の果てには、ビッグバンの時の宇宙が見えます。 地球からどの方向を見ても、138億年彼方には同じ姿が見えます。 宇宙の果ての姿は、138億年前の姿。 今の宇宙の姿ではありません。 宇宙の果ての、今の姿は見えません。 しかし、私は宇宙の果ての姿を知っていると思っています。 宇宙はあらゆる方向に、同じ様に膨張しているから。 もし、138億光年彼方の宇宙の果てに”人”がいて、地球の方向を見たら何が見えるでしょう。 そこには、138億年前のビッグバンの姿が見えるはずです。 そして、その”人”はきっとこう言うことでしょう。 「あの場所が、宇宙の果てなのだ」と。 そうです。 私たちがいる、この場所こそが、宇宙の果てなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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