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カテゴリ:浅野祥雲
なぜ、この女性は驚いているのでしょうか?
それは目の前に、鬼が現れたからです。 この像は、有名な「肉付きの面」が題材。 やはり愛知県の五色園にある浅野祥雲の作品です。 清は信心深い女性でした。 不幸にも清は夫と子供に先立たれ、姑と一緒に暮らしていました。 清は毎日、寺に通い、夫達を弔っていました。 その姿を見た村人達は清をほめますが、それを姑は妬みました。 そこで姑は鬼の面をかぶって、寺で清を脅かしました。 脅かした後に清は面を外そうとしますが、なぜか外れません。 涙を流して悔やむ姑。 その姑に、清は念仏を唱えよと諭しました。 姑が念仏を唱えると面は外れ、姑も仏への信仰を深めたとのことです。 これらの像も最近補修されました。 この清の像も悪戯で腕が折られ、最近、腕を作り直したそうです。 そんな悪戯者には、鬼の面を付けてあげたい。 【日記1】 「魅力的なコンクリート像 ― 五色園 ―」 【日記2】 「夏は厄介です ― 五色園2 ―」 【日記3】 「踏みつけては駄目です ― 五色園3 ―」 【日記4】 「迷う道で救いの手が ― 五色園4 ―」 【日記5】 「名古屋の心霊スポット ― 五色園5 ―」 【日記6】 「森に埋もれて ― 五色園6 ―」 【楽天】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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