テーマ:グランドカバー(1522)
カテゴリ:クラピア(2015年)
毎年、梅雨前のこの時期は 雨が降らないですね、昨年も同時期に同じような記事を書きましたが、数週間ほど雨が一滴も降らないこともあります、降っても、お湿り程度で、庭の草花を潤すほどにはならない事が多いです。 実際、クラピアって、乾燥にどれだけ持ちこたえれるのだろう、販売元のホームページを見たりすると「クラピアが繁茂した後は、真夏で 2週間雨が一切降らなくても灌水は不要です」って書いてあります。 また海外のホームページでは、日本と違って品種の特徴欄に芝生より干ばつに強く散水を必要としない(Kurapia a New Low-Water Groundcover)を強調して売り出されています。 もちろん、植えてる土壌によって水持ちが違うのは当然ですが、今まで育てた感じでは 2週間って言う長さはクラピアにとっては、ギリギリの線だと思う時がある。 我が家の庭は 2週間も雨が降らないと、土がカチコチに固くなります、いくら強靭なクラピアと言えども、土の表面がひび割れるほどの乾燥状態には耐えれそうにありません。 特に被覆密度が低い場所や、植え付け直後など被服そのものが完了していない所は、地面が直接太陽光にさらされ、渇きが一段と早くなります。 事実、昨年も日照りと水不足の影響で、何度かクラピアを黄色く変色させました、けっきょく解決策は水やりの頻度を上げる事でした、乾燥に強いと言っても、限界があります、販売元で言う 2週間とは、条件の整った環境での最長期間だと思っています。 雨が降らないこの時期のトラブル原因は、そのほとんどが水不足と思われます、自然の散水が望めない以上、水やりが必要となるわけですが、庭もある程度面積があると、水道代も少々気になってきます、無駄に水を撒いても費用がかかるだけなので、水やりのタイミングと量を判断する事が必要となってきます。 水やりの量については、今までの経験からある程度分かってきたので、過去の記事にも書きましたが、散水している時間で判断しています。 水やりのタイミングについては、雨が降らないと言っても、曇りだったり、風の強さでも、土の乾き具合が違ってきます、そしてクラピアが茂っていると土の表面をうかがい知ることも難しい、なので、庭に目安となるプランターを置いています 毎年、このプランターにはタイムを植えてますが、用土に赤玉土(小粒)を使用しています、この土って湿っている時と乾いてる時の差がハッキリしているので、乾きの判断が容易に出来ます、プランターの土が乾いたら水やりのタイミングと判断しています。 よく水やりの仕方に「土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり与える」と言う説明文を目にしますよね、プランターにたっぷりと水を与えると同時に、庭にもたっぷりと散水します。 水の与えすぎは根腐れの心配や加湿土壌での病気も考えられますので、簡単そうで難しいのも事実ですが、乾燥でのダメージも決して小さくありません、多少手間と費用がかかっても小まめに散水した方が無難でしょう、もう少し我慢すれば、嫌でも雨が多い時期になりますから。 挿入画像は、5月24日のクラピアです。 ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- 当ブログの記載内容はあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、また生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※ゴールデンスター ® は、キンボシ株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月07日 04時42分30秒
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