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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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November 5, 2016
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カテゴリ:トルコ国内出張
トルコに8人しかいないランタン職人の一人がこの地にいる・・・・と教えられました。

ランタンって何? って言われちゃうかな。
持ち運びのできる角灯のこと。
ろうそくなどを中に入れて携帯用や吊り下げ用の照明として使われたものです。

すみません・・・・私、この手の昔の日用品もコレクションしているので興味あり、です。
もちろん会いに行きましたよ。



もともと電気屋さんなんだそうです。
古い家電の修理などを扱っているうちに、ランタンの修理も手掛け、35歳のときにランタン制作もするようになったのだと。
↓ 古いのってこんなやつね。(これは欲しい)



前任のランタン職人の働く姿を子供のころに見ていて覚えていたことも、のちに影響を受ける理由になったと話していました。
この道30年、現在65歳です。

スズ加工された鋼を手作業でカットし細工していきます。



昔はろうそくを使ったのですが、そののち、円錐形や円柱形の容器に入ったオイルに火を灯して使われました。
今なら同じろうそくでも倒れにくい平たい円形のものなどでもいいですね。



これがまた結構可愛いのですよ。




師匠はいいます。
「私がこの地での唯一で最後のランタン職人です。後継者は残念ながらいません。やりたいと手を挙げてくれる若者もいないです。周囲からは後継者を育てるように言われますが、そのためには商売として成り立つこと、もしくは公的なところから経済的なことも含めて支援を考えてもらわないと、後継者になりたいと思う若者を雇うことすら不可能です。伝統的な技術は残したい、でも経済的になりたたない職業だからやろうと思う人がいないんです」。
ごもっともです。

実はお値段も手間暇から想像していたよりずっと安い。
そしてなんといっても手作り感がいっぱい。
実用的だし。

スズ加工が取れてきたころにはちょうどいい具合に錆も出てきて、私好みに素敵になるだろうな・・・とか。
いろいろ考えるんですけどねえ・・・。

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Last updated  November 5, 2016 05:42:14 AM
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