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カテゴリ:イ―ネオヤ、その他のオヤ
タウシャンルで使われているシルクのオヤ糸。
ブルサの工房で、タウシャンルの女性たちの要望に応えて、昔の糸を再現したものです。 シルクでオヤを作っていたタウシャンルの女性たちですが、シルク糸が手に入らなくなり、しばらく人工シルク糸で代用していました。 でも時間のかかる高度なチティ作りをしても、人工シルクであることで技術が評価されないことが悩みでもありました。(同じ悩みはギョネンの女性たちも抱えていました) でもオヤに適したシルク糸がないのですからどうしようもありません。 それが昨年末から専用のシルク糸が生産され手に入ることになり、今後はシルク以外は使わない、と宣言する女性たちも増えています。 後世に残していくためには、正しい選択だと思います。 昔の糸の方がもちろん細いので通常は3本取りで撚りますが、こちらは2本で撚って使えます。 ところでオヤを作る際にシルク糸って、しかも撚っていない糸ってどう扱っていいの・・・? と思われている方も少なくないかと思います。 でも実際に触って、使ってみると、思ったほど怖くはないですよ。 (ただし、一度は知っている人にコツを教わった方があれっ!? と思うほど簡単に使えてしまうかもしれませんが・・・・) それに一度シルク糸に慣れてしまってシルクの良さに気が付いてしまうと、シルクが好きになってしまいます・・・・たぶん。 理由はいろいろですが、オヤってもともとシルクで作られていたものですからね、理にかなっています。 11月11日(土)に予定されているオヤマニアの会のイーネオヤイベントでは、シルク糸の枷の扱い方、保管方法、撚り方などの講習会が行われます。さらには11月18日(土)には、このシルクでワイヤー入りのタウシャンルの「チティ」を1日かけて再現しちゃおうという体力勝負の講習会も準備中です。 イベントでもこのシルク糸をご用意させていただきますが、家庭内手工業の細々生産ですので、欲しい色がありましたら、いち早く手に入れてください。 もう小売りではオヤ糸は販売しないと決めたミフリですが、このシルクだけは提供しないとね、と今回全色1枷ずつですが、ご用意しました。 本日、日本時間では夜遅くになってしまうと思いますが、ショッピングサイトに掲載しますので、ぜひご覧ください。 また全色ご希望の方には別途取り寄せいたしますので、メールにてお問合せくださいね。 ------------------------------- ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ ミフリ&アクチェ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 その他・全般ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 3, 2017 10:52:33 PM
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