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カテゴリ:オーディオ
オーディオ趣味の原点であるFMラジオ+16cmフルレンジの復活を試みて、
家に転がっていたダイヤトーンのPー610FBを引っ張り出し、 昔バイトで苦労して入手したトリオのKT-8300FMチューナーを整備したり、 それの予備機とKTー7700の出物を探して、 これをメインにした今時珍しいピュアオーディオシステムを構築中だ。 チューナー以外の機材も少しずつ見付け出して、 ようやく最近になって全容が見えてきた。 最初にFMチューナーといえばアンテナが必要。 昔は屋根にFM用の巨大な8素子八木アンテナまでいったけど、 FMオーディオの寝部屋は受信条件が悪いとはいえ、 もう家の外にFMアンテナを設置するつもりはない。 幸いな事にKTー8300は高感度で、 フィーダーアンテナでも結構いけるので室内アンテナを考える。 掛け時計の上の壁に設置した日本アンテナのAF-1SP。 性能的にはフィーダーアンテナと大して変わらないけど、 3千円ちょっとする本格アンテナは、 モノとしての存在感が違い雰囲気も盛り上がる。 今回のFMピュアオーディオの要であるアンプは、 パイオニアが2017年に発売した、 特許出願のダイレクトエナジーコンストラクションを使ったA-40AE(S)。 重要な電源であるEIトランスは3系統(プリ/メイン/制御系)別の巻き線を持ち、 メインコンデンサーの10000μFはエルナのカスタムと気合が入っていて、 出力素子はサンケンの2SD2390/2SB1560をダーリントン接続で使用。 デジタル入力も同軸と光学の2系統を備え、 Wolfson 192kHz / 24-bit DACを内蔵している。 MMのイコライザーまで内蔵していてアナログレコードにも対応する入力は、 CDを含めたLINE系だけでも5系統を備える。 周波数特性は10Hz-100kHz (+1dB/-3dB)/SN比 106dB (Line)。 ダイレクトモードではトーンコントロールをパスして、 更にご自慢のダイレクトエナジーコンストラクションを使った、 パワーアンプとしての使用も可能という汎用性。 出力の8Ω:30W/4Ω:60Wという出力特性は、 電源がしっかりしている証拠で今回の使用目的では十分なパワー。 スピーカ出力は2系統備えている。 実はKTチューナーと同時代のアンプも考えたのだけど、 整備済みは高いし自分で整備をするのも面倒なので、 実売されている新品のアナログのピュアオーディオ用ローコストアンプを探したものの、 ピュアオーデイオ衰退で惹かれるもの無し。 最近のローコストアンプでは、 やはりA-40AEが一番良さそうなので、 既に生産中止だったのを中古で探した。 新品でも5万円台というのはコスパが良いアンプだと思う。 程度上の箱付きで3万円ちょっと。 シンプルでクリーンなデザインも良い。 CDプレイヤーは手持ちのテイアックVRDS-10SEのトレーがついに動かなくなり、 見積もりを取ると修理に6万近く掛かり、仮に直っても次にピックアップが壊れたらアウト。 というわけで、中古は故障のリスクが高いので、 新品で一番安かったデノンのDCD-600NEと入れ替え。 Amazonの安売りで送込み33000円だった。 最初はアンテナの信号を分配器で2つに分け、 片方は直接KT-8300へ繋ぎ、 もう片方にブースターを入れてその先を2個目の分配器で2系統に分けて、 片側を予備機のKTー8300に、 もう片側をKT-7700に繋いでみたのだけど、 7700はステレオ受信が出来るようになったものの、 8300の音が歪みっぽくなってイマイチ。 結局、AF-1SPアンテナの信号は分配器で2つに分け、 それを直接2台のKT-8300へ接続。 これでFM長野は何の問題もないけど、 NHK-FMと地元のLCV-FMはギリギリ。 KT-8300のチューニングロックをオフにして、 シグナルメーターが上がるようにチューニングしてやると、 ステレオで実用にはなるけどわずかにノイズを感じる。 当然モノラルなら何の問題もないけど、 そもそもオーディオの原点が、 自作のロクハン2ウェイを外付けしたモノラルラジオだった。 結局、KTー7700だけにブースターを入れる事にして、 アンテナは昔FM受信のテスト用で作った、 自作のダイポールアンテナをそのまま使用。 ダイポールはフィーダーアンテナと同じ、 波長のλ/2の長さに対応したもので、 FMの場合はトータルで1.6~1.9m位必要。 同軸ケーブルを用意して、 芯線とシールド側に各々85cm程の単線を繋ぐと、 インピーダンス75ΩのFMアンテナとして機能する。 先端に丸端子を圧着してピンで壁に展張。 アルミパイプののように、 奇麗なTの字にならなくてもちゃんと機能してくれる。 ブースターはオーリックのHAT-ABS04。 Amazon で大体3000円程だけど、 電源アダプターにスイッチが無いのでスイッチ付きの2口タップを追加。 これで、そのままではモノラル受信が精いっぱいだったKTー7700も、 ステレオ受信が可能になってデビエーションメーターもビンビン振れるようになる。 まだ、ダイヤトーンのロクハン自作2ウェイスピーカーはこれからなので、 取り合えず、昔使っていたビクターのミニコンポ用スピーカーの、 フラットで柔らかい優等生的な音が気に入らず、 フォスターブランドの業務用FE-83系に換装したものを繋いである。 ボーカルがしっかりしたモニター的な音が好きなのだけど、 A-40アンプのお陰で、 今まで聴いたことがないパワーと厚みのある音が出ている。 とにかく暗くするとタングステンの柔らかい明かりが灯る、 往年のアナログチューナーは雰囲気抜群。 それに比べっるとアンプのLEDとCDプレーヤーの青い表示は少々目障りだ。 さて、次はいよいよ、 ダイヤトーンの16cmフルレンジ+25mmツイーターを、 スピーカーシステムに仕立てる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.06 19:30:09
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