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カテゴリ:法律全般
遺言(いごん)・競売(けいばい)・兄弟姉妹(けいていしまい)・境界線(けいかいせん)など。
私の場合、中央大学法学部に入学し、学問としての法律学に接したのが19歳です。従って、前二者は、現実のものとして捉えるより先に法律用語として接しているわけです。 (いごん)・(けいばい)という読み方の方が違和感がなく、(ゆいごん)・(きょうばい)という読み方にむしろ違和感をおぼえます。 しかし、後二者は子供の頃から身近な言葉なので、(きょうだいしまい)・(きょうかいせん)の方が私も違和感はありません。 尤も、それは法律家以外の方とお話する場合のことで。法律家と称する職業の方と話をする場合は、無意識のうちに(けいていしまい)・(けいかいせん)と言っている場合が多いです。 法律用語は日常用語より言葉の意味を限定して用います。そのため、日常用語と意識的に異なった読み方をします。 ただし、一方で、なるべく日常用語と同一の読み方をしようという考え方もあります。従って、若い法律学者は上記の用語も(ゆいごん)・(きょうばい)・(きょうだいしまい)・(きょうかいせん)と読む場合が多いと思います。 ところで、先日、母校の中央大学(法学部)のHPを拝見しました。学長は私が在学中、まだ助(准)教授だった方でした。当時教授だったH教授・K教授のご子息らが現在の教授会のメンバーに顔を連ねてました。 当時私は20歳前後、あれから30年経っているので当たり前のことですが。。。 これだけ世代交代が進んでいるわけですから、法律用語が法律家特有の読み方から日常用語と同一の読み方に移行しているのもある意味当然です。 山崎行政法務事務所 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.19 00:08:39
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