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カテゴリ:行政書士
写真の(漫画)本がフジTVでテレビドラマ化されたのが、平成13年。高視聴率だったせいか、何度も再放送されました。主演は常盤貴子・深津絵里。行政書士が主人公のテレビドラマは初めてだと思います。 受験生が急増しました。それまで、3~4万人程度の試験に9万人以上受験するようになりました。 当時、法律専門学校で行政書士講座の講師をしてましたが。それまで15~20人ぐらいのクラスが60人ぐらいになりました。土日のクラスは90人~100人。 当時、行政書士会の上層部は合格者も増やす方針だったようで、平成14年度の試験は、受験者数も最高。 出題ミスが2問もあり、合格率も19%!と異例に高い合格率になりました。(今は5%前後の合格率のようです。) これだけ大量に合格すると、開業する人も多く、私の担当したクラスからこの年だけで30人近いの人が開業登録しました(例年は、せいぜい2・3人でした。)15年以降、合格率は、また5%前後に戻りました。ですから、14年度だけが、ここ20年ぐらいの行政書士試験の中で特殊な年なのですが。 失礼ながら、半年、1年前までズブの素人だった人がこの年に限っては大量に合格してしまい、しかもかなりの人が開業しました。 試験に合格する能力と、開業して成功する能力は全く別ものです。この年に合格した人で行政書士としては、そこそこ成功している人もいます。 逆に、15年以降は試験が難しくなったせいか、開業してもあまり上手くいっていない人が多いようです。 それは兎も角、14年に受験して15年1月に合格した方が、開業申請して15年4月頃から、仕事を始めだしました。 当時は1円会社をはじめ、新しく始まった制度があり、素人さん同然だった人が開業して仕事を取れてました。 同僚や元受講生からも開業登録して仲間に加わって欲しいとも言われました。既に40代半ばということもあり、15年末に登録申請して、16年初頭から実務を始めました。16年10月には法律専門学校の専任講師も辞め、行政書士が本業になりました。 早いもので開業して、今年で10年目になります。14年の異常事態!?のそもそもの原因は「カバチタレ」ブームですが。 職を辞して、開業した主因は他にありますが。この本やTVドラマも数%影響していると思います。人生とは分からないものです。 尤も17歳の時、弁護士から代議士になりたいと夢想した少年が、紆余曲折を経て行政書士をしている訳で。今のところ、予定は全くありませんが。将来は地方議員等を兼務するかも知れません。 http://www.youtube.com/watch?v=BqsRxxGzR7M 山崎行政法務事務所・代表・山崎正幸 (中央大学法学部卒) <相続等の民事法務>
http://homepage2.nifty.com/0466887194
http://samurai-search.sigyo.net/detail/yamazaki-gyousei.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.11 07:49:52
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