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カテゴリ:経営(者)
今日は午前中経審に行っていたのですが。30人待ち!、2時間待ちでした。(その間に他の部署に行って、別件を片づけましたが。) 弊所が依頼された会社の審査は10分弱で済みました。弊所は、審査している人よりは経審に詳しいので、補正はありませんが。 ズブの素人さんで税理士さんに財務諸表の作成だけ手伝ってもらって、自社でなさっている方もあるようですが・・・。 素人さんが持ってくる会社は審査の人によると、1回1時間、5回、合計5時間ぐらいかかる会社も珍しくないようです。 作成に多くの時間がかかるということは、会社にとってもその時間が勿体ないし、審査に多くの時間がかかるということは、他の会社にも迷惑をかけていることにもなります。 今日の経審会場でも、書類の書き方を1から教わろうとしている人がいましたが。経審会場は、書類の書き方を1から教えてもらうところではありません。素人さんの場合は、出来あがった書類のどこが間違っているか指摘してもらう場所です。 弊所のような経審の専門事務所も、作成した書類は審査してもらいますが。審査する側が経験不足で、間違ったことをいうこともあります。そういう場合は、こちらからダメ出しします。 今までは会社名で提出していた会社から、諸事情で経審専門の行政書士事務所である弊所がお引き受けすることもありますが。 経審に限ったことではありませんが。会社名で出していた会社は財表等一部を税理士さんに手伝ってもらったとしても、いずれもが経審のことを知り尽くしている訳ではないので、形式面でいうと100点満点で、良くて60点ぐらいです。 形式面より問題なのは、内容・中味の問題です。加点されるべき内容が漏れていたり、計上出来るものを計上してなかったり、事前にやっておくべきことをやっていなかったりで、問題点の宝庫!?です。60点~100点位、P点がUPすることも珍しくありません。 形式的なNGは、審査する人から指摘されますが。経審のプロがいるのにそういう人に依頼しないで、不利益を受けるのを承知の上!?で、提出している点についてまで、審査する人は指摘してくれません。 【お金は生かして使うもの】。経審を経審専門の行政書士事務所に依頼すると10~15万円位の代行費用がかかりますが。 100点満点で形式面60点の書類、P点がプロに依頼し適切なアドバイスを受け実行した場合より60点~100点も低ければ、失われる完成工事高は数千万、場合によっては億単位です。その会社の一会計年度の完成工事高より多いこともあり得ます。 経審を受け、公共工事をより多く受注したい会社は、経審を自社でやれば、顧問税理士に手伝ってもらえば安上がりという貧乏くさい 考えから脱却し、経審専門の行政書士に依頼することが飛躍の第1歩になります。
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Last updated
2016.05.25 15:24:24
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