|
カテゴリ:行政書士
新人行政書士や行政書士試験合格者、受験生から開業の相談を受けることが時々ありますが。正直言って、大変苦痛です。何故なら、行政書士は、一部の人を除いて、食えない職業だからです。 先日、ライオンズクラブ(LC)の会合のあと。LCのバッチをつけていたので何かの会社の社長さんとでも思ったのでしょうか。ある人に「何のご商売をしているのか?」と聞かれました。「営業許可を代理して取得する行政書士事務所を経営しています」と答えたところ、「本当ですか?本当に本当ですか?」と大変驚かれました。 なぜそこまで驚くかと思ったら、「自分も行政書士登録をしています。仕事はまだ受任したことはありませんが」と驚くべきことをおっしゃいました。その方の本業は行政書士とは全く関係のない職業でした。行政書士検索で調べたら確かにそういう名前の行政書士登録者さんはいました。登録してから既に何年か経っているようです。 行政書士登録者は、税理士など他士業が本業。親や配偶者に半ば食わせてもらっている。食えないのでアルバイトが本業化している。新人行政書士を相手に開業セミナーと称して中身のない講座を開設している、HP製作が本業、公務員退職組の年金生活者等の人が大半です。 登録だけしているだけで、他の仕事をしていて、全く行政書士業務をしていない人もいるんですね。 以前、TVでタレント弁護士が、交通量調査のアルバイトをしている弁護士がいると言ってました。タクシー運転手が本業という司法書士さんのブログを読んだことがあります。開業時はトラック運転手をしていたという行政書士書士さん(しかも東大工卒)のネット記事を読んだことがあります。 独身で親の家ならさほど年収はいらないでしょう。賃貸でも独身なら売上は500万円もなくてもやれるかも知れません。住宅ローンを払い終え、妻は専業主婦で(今は事務所経理等を手伝ってもらってます)、LCの役員をしている専業行政書士はメズラシイかもしれませんが・・・。 何故、お前は食えているのかと聞かれても困りますが。家内によると「根拠のない自信」・・・だそうです。そうかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.16 08:20:15
コメント(0) | コメントを書く
[行政書士] カテゴリの最新記事
|
|