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カテゴリ:経営(者)
例えば、3・11で被災した方に空いてる家を無料で貸してあげたいのだけど、一応、使用貸借契約書を作っておきたいという家主さんからのご依頼に報酬を頂く訳にはいかないでしょう。「お役に立てて、寧ろ光栄です。無論、報酬はいりません」。そういう特殊なケースではそのように対応させて頂いたこともありますが。 通常は仕事ですから、報酬は頂きます。開業当初は相続離婚等の民事が主体でした(行政書士の主戦場は許認可なので、数年後に建設業関係全般の許認可に変更しました。)開業当時、ごく稀に自筆証書遺言を書いたけど、離婚協議書を書いたけど、無料で!添削してくれないかというやを頂くことはありました。個人からの相談では、残念ながら全くあり得ないことではないです。 開業5年以内ぐらいの新人行政書士さんのブログを読んでいると、上記のような内容のものに遭遇します。「俺にもそんな時期があったよな~」と、ある意味、懐かしい思い出で読ませて頂いてました。 一方、許認可は事業者から依頼されます。事業者はそれで利益を受けているので。例えば、分析・決算変更・経審をタダでやってくれという会社は流石にありませんが。 分析・決算変更・経審のイロハさえ分かっていない人間から、分析・決算変更・経審のことを教えてくれとメールを貰ったことは15年間で1度だけ(しかもつい最近)ありました。 こういう人にありがちなのは、(民事の場合もそうでしたが)自身が相当分かっていると過信(誤解)しているようです。イロハから分かっていないことが分からず、自分では相当分かっているつもりなのでタチが悪いです。 イロハすら分かってない者にイロハ教えるのは、タダでこちらがやってやるより数倍、十数倍大変ですが。しかも、自分は会社から報酬を貰いながら、縁もゆかりもない人間からイロハから教えてもらおうとする姿勢がそもそも間違っていますが。 そのようなレベルの者に経審を丸投げしているようでは、そもそも、その会社自体、経営がおぼつかなと思われます。この会社と似たような経営者さんが偶々このブログを読んだとしたら。会社の経営体質を根本から考え直した方が良いでしょうね。 たかが代書屋、されど代書屋。何の仕事もそうですが。プロ中のプロと同じようなレベルの仕事をそれ以外の人が出来る訳ないんですよ。 例えば、経審は行政書士の専門業務ですが。経審が専門でない行政書士にやらせて、経審を専門にしている行政書士と同じ結果が得られる訳がないでしょ。 行政書士以外の他士業や全くの無資格者にやらせているのは、況やおやでございます。 よろしかったら、クリックよろしくお願いします!。 山崎行政法務事務所・代表・行政書士・山崎正幸 電話0466-88-7194 FAX0466-47-8383 http://homepage2.nifty.com/0466887194/
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Last updated
2018.01.09 00:33:46
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