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テーマ:本のある暮らし(3190)
カテゴリ:本
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」を最初に読んだのですが ホントに小話のようにテンポの良い語り口で、おもしろいなーとファンになりました。 子供の頃に父親の関係で過ごした東欧の国でのソビエト系(共産党系)の学校時代の話が中心ですが、「不実な美女か貞淑な醜女か」はロシア語通訳のエピソードなどでした。 どの本で読んだか忘れたのですが、米原さんはものすごく健啖家で、 神戸で 1人でグルメツアーをした、という話がありました。 神戸に行くからおいしいお店を聞いたら、叔父さんや妹さんから あそこに行くべきと言われて1人で廻ったという内容なのですが、 もう とーってもおいしそう! てんぷらと、フランス料理と、ステーキだったかなあ。 昼も夜も次の朝も、昼もよくこれだけ食べられるなと驚くほどでしたが、 「あ~きつい」と言いながら食べて周る様子が ちょっと笑えたんですね。 昨年 テレビの健康スペシャルで、がんと戦っているので食事を変えた、と言う話をされてました。 玄米と海草とか何か、ということだったと思うのですが がんと知って、どうすれば良いかと言うことを考えて考えて 取り組んでいる、と話す姿が知的で、強くて、感銘を受けたのを覚えてます。 ああ、もういらっしゃらないんだ、もう新しいものを読めないんだ・・と とても残念に思っています。 ご冥福をお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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