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カテゴリ:本
画家のクレーは 贅沢なグルメではないけれど
おいしい食事に執着するというか、大切にする 料理好きだったんですって。 画像はこちらから お借りしました。 クレーの紹介がいろいろありますよ。 クレーの両親は音楽家、音楽教師だったけれども 叔父さんがレストランを経営してるシェフで、 子供の頃、その厨房の横のテーブルで叔父の様子を見たり 大理石のテーブルの表面の化石の模様をなぞって遊んだ という話、 チュニジア旅行の帰り、ナポリ行きの船の中での 豪華な食事に満足した時の話、 その後の第一次世界大戦で従軍した時の日記には 時折食事や食料の確保にまつわるエピソードが出てくる、 という話、 がおもしろかった。 画家の子供の頃の写真や部屋の写真、などにも ひきつけられました。 「愛猫ビンボーを肩にのせるクレーと妻リリー」 という注のついた1935年の写真・・ 当然(?)、クレーの肩を歩いてる?降りようとしてる 大きい白猫に注目です^^; ふさふさの、ペルシャとかそんな感じの猫さん。 クレー家は猫好きみたいですね・・ 現在のクレー家の猫は 白の多い三毛猫のようです。 ・・・と、絵とはあんまり関係ないかもしれないところで 面白く見ました そして 日本パウル・クレー協会が クレーのメモを参考にしながら作ったという 料理の写真もたくさん。 洋梨のシュトロイゼルクーヘン フリカーデル(コロッケみたい) ウィンナーシュニッツェル ボルチーニ茸のリゾット がとくにおいしそう リゾット、食べたいなあ。 焼きリンゴも とってもおいしそうに見えます。 こちらは この本と関連のある 日本パウル・クレー協会のブログ なかなか興味深い記事が続くのですが 中でも興味深かったのは3月30日の記事「世界が寝入った後の静寂 3」 の一部。 免除特権の法案が国会で通った、というところ。 日本には免除特権がなかったため、貸し出してもらえなかった 第二次大戦中ナチスによって略奪された美術品、ユダヤ人に 関連する美術品が 今後日本でも見られる・・ ってことかな?^^; エゴン・シーレの展覧会が開かれることも あるのかな!? と期待してしまった・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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