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カテゴリ:ミュージカル・演劇
8月8日、シアターブラバ 12時半の部にて
ミュージカル「貴婦人の訪問」を見ました。 涼風真世主演、山口祐一郎、春野寿美礼ら出演の ウィーンミュージカル。 とある町に、かつてこの町を出ていった 大金持ちの未亡人が来る。 元恋人は、すたれかけた町の援助をしてもらおうと町の人たちに 頼まれて、恋人だった貴婦人に援助を依頼する。 すると、貴婦人はある条件を提示して援助しますよという。 その条件とは・・・。 というくらいで観に行ったのです、私。 結構ハードな内容でしたね^^ でも、涼風さんが素晴らしくて! 愛の四重唱(若いころの二人と今の二人)、二重唱、 どれも涼風さんの歌あってこその舞台だなと 思います。 ドスの効いたセリフ、厳しく激しい視線、 重い重い過去にのしかかられて足を引きずりながら生きてきたクレアの姿 にもかかわらず、ほっそりした腰に美しいお顔。 目が離せません。 クレアの元恋人が山口さんで、その妻が春野さん。 春野さんの歌もよかったです☆ おとなしくて、優しい穏やかな妻なんだけど、 夫を守ってあげようと思ってずっとやってきたという 歌は、強い人なんだなと思えて、 そういう意味で春野さんに合ってるなと思った。 それに、最後にすっと手を挙げるところの怖さも感じられて、 そこは春野さんだからこそ、という気がした。 山口さんの、元恋人の過去の行動とかクレアが帰ってきたころの 右往左往する様子は、 この彼には誰も全然同情できない、誰も共感できないだろうな と思える。 だけど、結局最後は、彼は自分の結末を自分で決めた、選んだ ということがわかった。 それはよかったのかもと思う。 結局一番怖いのは、町の人だよという話だと思うけど、 これって・・・今の時代も、今の日本にもあるよねと ぞぞぞと怖くなる。 見てから2週間ほどたちますが、時々ふと、 自分自身もあの町の人と同じだなと思うときがある。 そのときそのときの感情、判断、 これしかしょうがないでしょうという甘さ? みんなのそういうものが個人を追い詰める・・・。 相変わらず、見てない人には全くわからない感想でした 失礼 こちらをごらんください。 舞台映像なども見られます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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