瀬戸健一郎
チャンネル登録者数 54人
2009/03/24
木下市長の暴力団組長との「親しい関係」が、「公共工事における暴力団による恐喝事件」の背景にあったことが担当裁判官によって、有罪が確定した暴力団組長の判決文の中で指摘されました。この一連の問題から、2006年7月24日に提案された、木下博信市長に対する「不信任決議案」は、草加市議会全議員30名中20名の賛成多数で否決されました。これは不信任決議は全議員の4分の3以上、草加市議会の場合は23名の議員の賛成がなければ成立しないため、このような結果になりました。不信任決議案の採決前日、木下市長は一部の議員を市長公室に呼び出し、決議案に反対するよう個人的に働きかけ、保守2会派がこれが原因で分裂しました。この後、木下市長はその月内の7月31日に給与の20%3ヶ月の減俸の議案を臨時議会を召集して提案し、これが否決。あらためて草加市議会は木下博信市長に対して「辞職勧告決議案」を提出。今回の私の賛成討論となったわけです。辞職勧告決議案は議長が投票に加わらないため、賛成19票、反対10票で可決。自民党系の過半数と、公明党、民主党、共産党の公党がすべて木下市長不信任決議案とこの辞職勧告決議案に賛成しています。今回の「公共工事における暴力団による恐喝事件」は、草加市内の特定の建設業者がターゲットとなっていたことが100条調査特別委員会で明らかになっています。