|
カテゴリ:山野草と樹木
☆裏磐梯での自然観察、最終回です。
☆道路脇の藪から、大きく突き出て見える植物、ウドの大木でしょうか。 ☆ウドは、日本全土の山野に分布するウコギ科タラノキ属の大型の多年草です。 ☆ウド(独活)の名は、土の中に埋まっている若芽を食用にするので「埋(ウゾ)」から転じたという説や、茎が成長しても中空で柔らかく材木として利用できないので「空ろ(ウロ)」に「土(ト)」が結びついたという説もあるそうです。漢字の独活は、風がなくても動いているように見えるので「独りで活(い)く」からきているそうです。 ☆実が鈴なりになっているカエデを見かけました。これも初めて出合った植物です。 ☆葉がカエデのように切れ込みがなく、葉の形や実のなりかたからカラコギカエデのようでもありますが、はっきりはしません。 ☆鈴なりの実に、朝露がついています。 ☆カエデの仲間は、カエデ科カエデ属の落葉高木です。 ☆クサフジを見かけました。 ☆クサフジは、北海道・本州・九州の日当たりの良い場所に生えるマメ科ソラマメ属の多年草です。 ☆クサフジ(草藤)の名は、藤のような花が咲く草本植物であることから付けられたそうです。青紫の花の色が、鮮やかです。 ☆五色沼自然探勝路の入り口近くで見かけたキク科の名前がわからない植物です。葉や花は、一見するとイワインチンに似ていますが、草丈が1メートル近くあり、花の形も違うようです。 ☆花から判断すると、キク科でしょうが、山野草なのか園芸植物なのか、わからずじまいです。わかる方がいましたら、カエデも含めてコメントお願いします。 ☆裏磐梯での4日間の自然観察の紹介は、これで終了です。 ☆火山活動による大きな自然の変化、自然の美しさや感動、新たな植物との出合い、自然生態系保護の大切さ、植物分類の難しさや勉強・研究課題、たくさんの収穫がありました。 ☆尽きることがない自然への興味が、この4日間でさらに深まりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[山野草と樹木] カテゴリの最新記事
|