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カテゴリ:山野草と樹木
☆ウォーキングコースで、上を見上げたら、変わった形の葉があることに気づきました。帰宅してから図鑑をみると、ヌルデでした。
☆ヌルデは、日本全国に分布するウルシ科ヌルデ属の小高木です。ヌルデの葉は、9~13枚の小葉からなる奇数羽状複葉ですが、何といっても小葉と小葉の間の葉軸に翼があることが特徴です。 ☆裏から見ると、葉軸の上に翼があることがわかります。 ☆葉軸の翼を上から見たところ。 ☆葉軸の翼を下から見たところ。 ☆6月末に花芽が出始めたところです。この時は、葉軸の翼には気づかず(よく見ると左下に葉軸の翼が見えます)、結局、種名はわかりませんでした。(2012年6月24日撮影)。 ☆ヌルデは、雌雄異株です。雌花か雄花かはわかりません。これから開花するのでしょうか。 ☆ヌルデ(白膠木)の名は、幹から出る白い樹液を塗料(ヌテ)に使ったことから名付けられたそうです。白い膠(にかわ、粘りつく)の木。 ☆ノブドウも見かけました。ノブドウは、日本全国に分布し藪や草原に生えるブドウ科ノブドウ属の蔓性落葉低木です。 ☆花は、ブドウのような円錐花序ではなく、同じブドウ科のヤブガラシと同じ集散花序です。 ☆実が付いています。熟すると、青紫や赤紫になるそうですが、まだ見たことがないので、これからが楽しみです。 ☆ノブドウ(野葡萄)の名は、文字通り野に生える葡萄です。 ☆ヤマノイモも見かけました。 ☆ヤマノイモは、本州・四国・九州に分布するヤマノイモ科ヤマノイモ属の雌雄異株の蔓性の多年草です。 ☆ヤマノイモ科のオニドコロと同じように、雄花は上に向かって伸び、雌花は垂れ下がるので、これは雄花です。雌花は、周りを探してみましたが、見つかりませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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