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カテゴリ:樹木
☆来春の花粉が多いかどうか、スギの木の枝先を見てみました。スギは雌雄同株で、雄花も雌花も枝先に付きます。今年は猛暑だったので、雄花がたくさんついているようです。
☆ハギは花が終わり、実になっていました。 ☆ハゼ(ハゼノキ)の実です。ハゼは、ウルシ科ヌルデ属の落葉高木で、雌雄異株です。このハゼの実からロウソクを作る木蝋をとるために、江戸時代に盛んに栽培されたそうです。 ☆ピラカンサス(ピラカンサ)も見かけました。ピラカンサスは、バラ科トキワサンザシ属の総称で、日本ではトキワサンザシとタチバナモドキが栽培されています。 ☆これは、花柄が細長く実が赤いので、トキワサンザシのようです。タチバナモドキは、実がオレンジ色です。 ☆トチノキよりさらに葉が大きいホオノキを見かけました。ホオノキは、モクレン科モクレン属の落葉高木です。 ☆ホオノキの名は、朴葉味噌で覚えました。ホオノキの葉は大きく、枯葉になっても厚く丈夫で火に強いため、味噌や食材を調理する朴葉味噌・朴葉焼きに利用されています。 ☆赤く熟した実です。これは、袋果がたくさん集まった集合果です。 ☆実が熟すと袋果が裂け、2個の赤い種子を白い糸で吊り下げるそうです。赤い種子を白い糸で吊り下げるのは、同じモクレン属のコブシなどと同じです。 ☆鉢植えで展示されていたマユミの実は、ピンク色に色づいていました。 ☆マユミとともに鉢植えで展示されていたツリバナ(ツリバナマユミ)は、実が熟して開いていました。 ☆ツリバナは、マユミと同じニシキギ科ニシキギ属の落葉高木です。マユミは実が熟すと4裂しますが、ツリバナは実が熟すと5裂します。5裂しているのが、写真で確認できます。 ☆モッコクの実が、鈴なり状態です。モッコクは、ツバキ科モッコク属の常緑高木です。 ☆モッコクは、江戸五木の一つで、庭木の王者と言われるそうです。庭木は、常緑で成長が速くなく風格があり果樹でないことなどが条件で、「モッコクなき庭は庭に非ず」と言われるほど庭木として重要だそうです。 ☆モッコクの実を求めてなのか、モッコクの木にメジロがたくさんいました。カメラを向けても、枝の陰で動きが速く、撮影できませんでした。 ☆モッコクの花です。(2012年7月14日撮影)。5枚の白い花びらと中央に黄色い雄しべがたくさん見えます。 ☆昭和記念公園で見かけた秋の気配、花、木の実は、これで紹介を終わります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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