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テーマ:楽天写真館(356019)
カテゴリ:園芸植物
☆南側の庭のラッパスイセンは、毎年3月中旬に満開になりますが、ようやく咲き始めました。
☆園芸品種がたくさんあり品種名までは正確にわかりませんが、スイセンは地中海原産のヒガンバナ科スイセン属の多年草です。6枚にわかれている花びらに見えるのは花被片といい、外側3枚が萼(外花被)で内側3枚が花弁(内花被)です。これは、ヒガンバナ科やユリ科の花と共通しています。 ☆裏側から見ると、つぼみを覆っていた苞の内側に一般的な萼は見えずに外花被が見え、さらにその内側に内花被が見えます。ユリ科の花と違って、スイセンの6枚の花被片は離れて独立せずに合着しています。 ☆ラッパスイセンの花の中心部は、雄しべが6本、雌しべは1本で花柱の先端が3つに分かれています。 ☆気になっていたのは、独特なスイセンの花の形です。花被片と雌しべ・雄しべの間に、筒状のものがあります。この写真は、ニホンズイセンですが、花のつくりは同じです。(2013年2月20日撮影)。 ☆この筒状の部分は、副花冠と呼ばれるそうです。花被片と副花冠の形や色によって、品種を区分するそうです。花の奥を見ると、黄緑色の雄しべの花糸は副花冠から出ているように見えます。 ☆調べてみると、「副花冠は雄しべの付属物」、「副花冠は花冠や雄しべの一部が変形してできたらしい」という記事や、「副花冠はオシベの花糸が花弁化したうえで、その花弁どうしが合弁したものと考えられる」という記事がありました。引き続き、調べていきます。 ニホンスイセン副花冠 http://midori7614.exblog.jp/17190691 ☆数年間植え替えしなかったので、球根がギュウギュウ詰めになっており、昨年全て掘り起して植え替えました。ざっと見て、今年のつぼみは100以上あるようです。来年以降、花の数が増えていくことを期待しています。 ☆庭のさらに南側の芝生では、ホトケノザやヒメオドリコソウなどとともに、ハナニラやムスカリも咲き始めています。開花ラッシュが続く3月です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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