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カテゴリ:山野草と樹木
☆9月初旬・箱根湿生花園での自然観察、今年の自然観察記録として残しておくために11回に分けて掲載してきましたが、今回で終わりです。
☆スズムシバナです。本州近畿地方以西から九州の山地の木陰に生えるキツネノマゴ科イセハナビ属の多年草で、本来は箱根にはない植物だと掲示されていました。 ☆スズムシバナ(鈴虫花)の名は、秋の鈴虫が鳴くころに咲く花から名付けられたそうです。 ☆数は少なかったですが、白花のスズムシバナも見かけました。 ☆マツムシソウも見頃でした。マツムシソウは、北海道から九州の山地に生えるマツムシソウ科マツムシソウ属の越年草です。 ☆マツムシソウ(松虫草)の名は、マツムシの鳴くころに咲く説や、花が終わった後の頭花が仏具の松虫鉦に似ていることからという説があるそうです。 ☆マルバフジバカマは、明治時代に渡来した北アメリカ原産のキク科アゲラティナ属の多年草です。箱根の強羅公園に植えていたものが広がり、今では関東地方から東北地方まで見かけられるそうです。 ☆マルバフジバカマ(丸葉藤袴)の名は、フジバカマの葉が3裂しているのに対して葉が相対的に丸型であることから名付けられたそうです。 ☆ミソハギは、日本全土の湿地に生えるミソハギ科ミソハギ属の1年草です。 ☆ミソハギ(禊萩)の名は、盆花として使われ禊に使う萩に似た花から「禊萩」と付けられたという説や、溝に生えて咲く萩に似た花の「溝萩」に由来する説があるとのこと。 ☆ヤマボウシの実を見つけました。 ☆濃緑色の実が熟して、オレンジがかった赤色になってきています。生のままでも食べられるそうで、熟した果肉は柔らかく甘いそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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