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カテゴリ:山野草
☆夏真っ盛り、猛暑日が続いていますが、道端の雑草は元気で繁茂しています。道端のコンクリートの隙間から成長してきたオヒシバです。メヒシバに比べて茎や花穂が太くしっかりした印象です。
☆オヒシバは、本州以南に分布するイネ科オヒシバ属の1年草です。 ☆オヒシバの茎は立ち上がり、先端に2~7本の穂をつけます。オヒシバ(雄日芝)の名は、日向に生える芝(細葉)で、メヒシバと比較して平たい茎や葉が丈夫なので名付けられたそうです。 ☆オヒシバの花穂です。花穂の軸の両側に、緑色の扁平な小穂が2列ずつ並んでおり、花穂は平たく見えます。 ☆メヒシバは、道端や畑で最も多く見かける雑草です。メヒシバは、日本全土に分布し、日当たりの良い道端などで、ごく普通に見かけるイネ科メヒシバ属の1年草です。 ☆メヒシバ(雌日芝)の名は、オヒシバに比べて茎や穂がか弱いことから付けられたそうです。 ☆メヒシバの茎はオヒシバに比べて丸く細いのが特徴で、先端に少しずれて2段から3段に数本(最多8本)の穂をつけます。 ☆メヒシバの花穂です。花穂の軸には小穂がまばらについています。 ☆参考までに、以前観察したコメヒシバです。コメヒシバは、イネ科メヒシバ属の1年草で、半日陰の場所や家の北側など、直射日光の当たる時間が限られているような場所に生育する傾向があるそうです。(2012年9月11日撮影)。 ☆コメヒシバは、細い茎の先に、1点から3~4本の穂をつけます。コメヒシバ(小雌日芝)の名は、メヒシバに比べて全体に小型であることから付けられたそうです。(2012年9月11日撮影)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.10 05:54:32
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