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テーマ:楽天写真館(356031)
カテゴリ:山野草
☆昭和記念公園の「こもれびの丘」で、ヤマブキソウの花を見つけました。ウォーキングコース(玉川上水)では毎年見かけていましたが、昭和記念公園では初めてでした。(2017年4月14日撮影)。
☆ヤマブキソウは、本州・四国・九州に分布し、山野の木陰の比較的明るいところに生えるケシ科ヤマブキソウ属の多年草です。群生することが多いようです。図鑑ではケシ科のクサノオウ属に分類されているものがありますが、花も果実もクサノオウに似ています。 ☆ヤマブキソウは、茎の上部の葉腋に1~2個の花をつけます。ヤマブキソウの葉は羽状複葉で、小葉は3~5個とされていますが、写真では3枚のものが多いようです。 ☆ヤマブキソウの花は、5弁花のバラ科のヤマブキとは違って、黄色い4弁花です。多数の雄蕊があり、雌蕊の柱頭は2つに分かれています。 ☆ヤマブキソウの花の萼片は2枚あり、緑色で先が尖った長さ1.5センチ位の卵型で、花が開く前に落ちる性質があるそうです。2年前の写真ですが、開花前の左側の花には2枚の萼片が見えますが、花びらが開き始めた右側の花には萼片がありません。(2015年4月6日撮影)。 ☆咲いている花とともに、花びらが散った後の緑色の細長い雌蕊が見えます。これが、3~5センチメートルの細長い実になるそうです。 ☆こちらは、ウォーキングコース(玉川上水)で咲いたヤマブキソウの花です。玉川上水の岸辺の斜面で、群落を作って咲いています。毎年、コナラやクヌギの木陰で、名前の通り山吹色の美しい花を咲かせています。(2017年4月12日撮影)。 ☆ヤマブキソウ(山吹草)の名は、花がバラ科のヤマブキ(山吹)に似ていることから名づけられました。すでに紹介した通り、ヤマブキソウの花は4弁花で、バラ科のヤマブキは5弁花です。 ☆ヤマブキソウの花言葉は、「すがすがしい明るさ」だそうです。「すがすがしい明るさ」は、ウォーキングコース(玉川上水)の木陰でヤマブキソウの花が咲いているのを見つけた時のしろうと自然科学者の気持ちにピッタリの花言葉です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.01 06:00:10
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