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テーマ:楽天写真館(355876)
カテゴリ:山野草
☆7月31日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(14回目)に行きました。その内容を紹介しています。コバノカモメヅルの花です。(2019年7月31日撮影)。
☆コバノカモメヅルは、本州(関東・中部・近畿地方)の山野の草地に生えるキョウチクトウ科カモメヅル属の多年草です。 ☆コバノカモメヅルの茎は蔓状で、よく分枝して伸び、他の木や草に巻きつきます。 ☆コバノカモメヅルの葉は対生し、披針形~広披針形で先が尖り、基部は浅い心形~切形です。葉縁は全縁で、柄があります。 ☆コバノカモメヅルの花期は7~9月で、葉腋から出る総花柄の先に散状に2~数個付き、小花柄は細く5~12ミリでまばらに花がつきます。 ☆コバノカモメヅルの花は、直径7~15ミリで暗紫色です。花冠は無毛で、星形に5つに分かれ、裂片は細長く先が捻じれています。萼も星形に5つに分かれています。 ☆花冠の内側にある暗紫の色の副花冠は、環状で5つに分かれ、裂片は雄蕊の真下にあり三角状卵形です。 ☆暗紫の色の副花冠の内側にある雄蕊は、雌蕊を囲んで短筒状に合着し、肉柱体(蕊柱)を作っています。 ☆コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)の名は、蔓性植物で対生した葉が翼を広げたカモメの姿に似ていることからという説があります。「小葉の」由来はわかりませんが、単に小さい葉ということに由来するのでしょうか。 ☆コバノカモメヅルの花言葉は、「地味だが存在感のある」です。花の様子に由来するようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.11.25 22:18:07
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