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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:イタリアワイン
今日は、ワイン会で飲んだワイン達の感想を。「ナポリなワイン会 in サンタルチア Powerd by Nishino Yoshitaka 」な会に出席してきました。ナポリな料理に合わせて、カンパーニャ州を代表する土着品種を、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオとマストロベラルディーノで飲み比べる会です。飲んだワイン毎に感想をカンタンに述べてみたいと思います。
1.グレコ・ディ・トゥーフォ対決 共通項として、洋梨やレモン等の柑橘系のニュアンス。低い温度のうちから酸がストレートに伸びるマストロベラルディーノに対し、しっかりとしたミネラル感がベースを支えていたサン・グレゴリオ。これは、シチュエーションからして、マストロベの勝ち。この暑さですもん。 2.フィアーノ・ディ・アヴェリーノ対決 このワインは幾分温度が上がってきたほうが、イケます。こちらは、バランスのマストロベに対して、グレゴリオは焼いた銀杏、キンモクセイ、ニッキような独特な香りがかなり幅をきかせており、らしさを感じました。料理に合わせるならマストロベ。単体で楽しむならサングレゴリオ。 3.マストロベラルディーノ、タウラージ垂直対決 1997RIS.は2回目。前回は3月頃に飲んだかな。記憶そのものの味でした。プルーンとブラックベリー系の黒果実。そのコンポートのニュアンスを残している感じ。まろやかで酸も穏やか、土の要素がそれなりに出てきてます。対して99RIS.は土よりもインキーさやスパイスのニュアンスが強く残っていました。好みからすると97RIS.です。 4.そしてタウラージ1995のダブルマグナム 他の2本とは深遠さにおいて比べることのできない1本でした。当初3.の2本と飲み比べるつもりだったのですが、次元が違います。エッジの色合いは先の2本より若干茶色がかっていたかな?レベルでしたが、いい意味での果実の瑞々しさでは群を抜いていました。そしてベルベッティでクリーミー(心地のよいバニラ香)。あえて難を言えば、ピークはそんなに長くはなかったと思います。 でも、今日はコレを飲めてホント幸せでした。 ※食事編は姉妹サイト「りりたの南森ぱとろ~る」にアップしました。 ■付録 フェウド・ディ・サングレゴリオ・ワイナリ訪問記(今は写真のみ) ※写真の上にカーソルをあてると写真が変わります。 フェウド・ディ・サングレゴリオ、マレンナでのディナー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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