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テーマ:今日のワイン(6005)
カテゴリ:イタリア~トスカーナ
本日ワインは、キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ・セル・ラーポ・プリヴァータ2009年です。この年はフラッグシップのカステッロ・フォンテルトーリが作られてませんが、このワインが突如作られています。 ちょいと昔からイタリアワインを飲まれている方はよくご存じだと思いますが、同社ではセル・ラーポというCCRを93年まで作っており、(これまた生産中止となったメルロ混醸のコンチェルトと共に)一部の方からは大変人気があったようです。セル・ラーポは商品ラインナップの整理の為に一旦生産中止となり、何故かまた2006年に復活しました。でも、コンチェルト(94年で終了)はシエピとコンセプトがダブっているので、もう出ないのでしょうね。 このヴィンテージしか生産されていない、このプリヴァータ2009はサンジョベーゼ90%、カベルネ・ソーヴィニョンとメルロが5%づつのセパージュとなっています。 さて、感想です。 暗く深いガーネット色。グラスからは白い花、樽から?の香ばしい香り。口に含むと、プラム、ブラックカラント、杏、など複雑な果実香、そしてスパイス感もしっかりありますね。完熟の果実の甘さをワイルドブルーベリーのようなキュッとした酸でビシッと締められており、細やかで密度の高いタンニンと相まって、既によいバランスで纏められています。ただ、どれも要素が強いので4~5年経ってからもう一度飲みたいワインでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.31 22:04:53
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