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つれづれなるままに―日本一学歴の高い掃除夫だった不具のブログ―

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2012.03.04
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カテゴリ:洋画(欧米系)
タイトルから『マノン・レスコー』の映画化作品かと思ったら、『検察側の証人』だった。
エンディングに「この映画をまだ観ていない人のために結末は教えないでください」とあるが、余計なお世話だ。ミステリーファンとはいえないこの不具さえ、映画が始まってものの1分もしないうちに「アガサ・クリスティ」の英文字でハハンと感づいたくらいだから。

とはいえ、『情婦』というタイトルは秀逸だ。なるほど被告人には3人の魔女ならぬ3人の情婦がいた。…

ミニシアターの座席も満杯だった。おそらく観客の大半はこの映画のストーリーを知っているのだろう。知っていてなおかつ観たかったのだろう。確かに、ビリー・ワイルダー監督の作品にはそう思わせる何かがある。銀幕で観るのは一度で十分だが、法廷弁護士ウィルフィルド卿をとりまく人間関係が面白い。DVDでそのユーモアを繰り返し味わうのも楽しかろう。


[DVD] 情婦


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Last updated  2012.03.20 14:29:09
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