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カテゴリ:洋画(欧米系)
『スパイダーマン』 から2年後。敵役はDr.オクトパス。木乃伊取りが木乃伊になって前回同様ハイドになるが、ジキールの心を取り戻して自壊する。なぜ自死ではなく自壊なのかは本編を御覧じろ。
今回ピーターは『スーパーマン2』のクラーク・ケントよろしく力を失う。正義の味方であることに疲れ、平凡な生活を望んだためだ。「大いなる力には大いなる責任が伴う」? だが彼はまだ大学生。スーパーマンより、バットマンより若いことを考慮してあげなければならない。 ところで力は何も腕力だけではない。知性だって凶暴な力になり得る。原子爆弾がいい例だ。「大いなる力には大いなる責任が伴う」というその言葉は、むしろ大人にこそ向けられるべきだ。 今回、スパイダーマンは、いろいろな人に素顔を見られた。電車の人は言うに及ばず、MJにも、親友ハリーにも。結果としてMJは『やまとなでしこ』のヒロインのように式場を逃げ出し、ピーターは愛を獲得する。このあたり、『スーパーマン2』のクラーク・ケントが、ロイスの記憶を失わせたのとは対照的だ。スパイダーマンがビルの谷間を蜘蛛の糸で跳ね回るラストシーンは、彼の心の高揚を表しているようだ。 だが、同時に新しい敵を作ることにもなった。その名はハリー。グリーンゴブリンのマスクは、父親だけでなく息子にもその毒牙を向けることになる。… 【バーゲン】【中古】DVD▼スパイダーマン 2▽レンタル落ち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.03 21:44:21
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