SESAME AND GINGER

今日は、以前書いた「金山海鮮酒家」（詳しい話はここから）と「香港の優しいおじさん達」（それはここから）第二弾のようなお話です。

金山海鮮酒家は名前の通り海鮮＆広東料理のお店で、お店の前には魚や貝の生簀があります。
でも、頼むのが面倒臭そうだったので、私は今まで自分で海鮮を注文した事はありませんでした。

しかし。
今回は、同行の友達二人に色々な香港を経験してもらいたかったので、シャコ（瀬尿蝦）のから揚げ＆貝の春雨のせ蒸しを、注文してみました。
実は、隣のテーブルで食べているのを指差して「（３人だったので）３個」と注文したんですけどね。

暫くして、日本のものよりずっと大きいシャコがやって来たのはいいのですが、何せ初めて注文したので食べ方が分かりません。
ハサミで殻をカットするようですが、う～ん・・聞いたほうが早いですね。
近くを通ったおじさん店員に「どうやって食べるの？」と尋ねると、忙しそうなのに嫌な顔もせず、無言でチャッチャとカットしてくれました。←嫌な顔しないのって香港では嬉しい

それからは、さりげな～く私達のテーブルに気を使ってくれているのを感じました。
ここにもいましたねぇ、優しいおじさん店員さん。
そんな金山海鮮酒家、更に好きになりました。
そうそ。
肝心のシャコのから揚げは、塩コショウ（＆ニンニク？）が効いていて、美味しかったですよ。

ついでに。
写真の後ろに写っているのは、豆苗（だおみぅ）の炒め物です。
香港の豆苗は、日本のスーパーで売っているものと違って、茎は無く葉だけを食べます。
そのせい（葉だけを摘む手間がかかる）なのか、他の緑野菜に比べると少しお値段が高めです。
また、一年の内、冬しか食べる事が出来ません。
でも、シャキッとした歯ごたえがお口に心地いい美味しさですので、機会があれば是非一度食べてみて欲しいです。
菜心好きな友達も、かなり気に入ってくれてましたから。

お会計は、この外にスペアリブのマヨネーズかけを頼み合計４品、それにビール２本、白飯を頼んで、３６０ＨＫ＄（約４３００円）でした。かなり、お値打ちじゃないです？


金山海鮮酒家　　佐敦　呉松街６６號