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テーマ:家を建てたい!(9922)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
毎日、ニュースを賑わせているのが、中国の凄まじい大気汚染。 でも、日本の昭和40年代なんかも四日市ぜんそくなどの 病気が蔓延するくらい酷かった。 まあ、中国も後追いしているだけと言えば、それまでなんだが。 そうは言っても、今の日本人がひ弱になってしまったせいか 花粉症やアレルギーぜんそく、化学物質過敏症など、空気に 関する疾患を多く抱える国民になってしまいました。つまり、 お隣の問題だからと言って、放ってはおけない状態になっている。 今回の大気汚染は、工場で燃やされる石炭・石油の排気が浄化 しきれていないこと、大量に増えた中国の自動車には厳しい 環境基準が設定されていないこと、そして、温暖化で砂漠化が 進行し、黄砂の飛散が大量になっていることなどが原因として 挙げられる。 その上、今春の花粉の飛散量が、昨年よりも相当に増える という予想だから、虚弱体質の日本人には堪ったもんじゃない。 そういうのに敏感な人たちは、外気を室内に入れないように する為に、高気密化した家を望むであろう。また、空気の 清浄機能のある24時間換気システムの付いた全館空調を 採用するかも知れない。 今回のことは、そういうことに対する要望が、増大するきっかけ になる気がして仕方がないのだが、人間の技術というものは 浅はかだということを心しておいて欲しい。 全てを室内で解決出来ればいいが、それは対処療法のごく一部 でしかない。家族全員が外へ出ないで暮らすなどということは 不可能なことなのだ。まずは、そんな環境でもたくましく生きられる ような体を作る必要があるのではないか。 その上で問題を低減出来るように、中国に対して日本の環境技術を 輸出・協力をしていくことが、原因療法であり、友好関係の 強化にもつながると思います。 勿論、どうしても家の機能に頼らざるを得ないという深刻な 人には、全館冷暖房システムは不可欠かも知れませんので 無理しないで下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年02月05日 10時50分15秒
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