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テーマ:家を建てたい!(9815)
カテゴリ:木のデザイン
昨日は、階段の踏み板等をご覧に入れましたが、今日は 階段手摺に使われる栗棒(手摺用の柱)をお見せします。 勿論、こちらも赤毛のアンの故郷、カナダのプリンス・ エドワード島の階段屋さんに無垢のパイン材を削り出しして 作ってもらいました。 太い方は、親柱(ニューエル)と言って手摺のスタート位置や 曲りの位置に取り付けられます。細いものは、子柱(バラスター) と呼ばれ、手摺全体を支える為に用いられます。 通常、階段の手摺というものは強度が要求されますので、 堅い広葉樹のオークやメープルといった木で作られますが、今回は 柔らかな針葉樹であるパイン(松)で作ることに意義があります。 ですから、こうした柱材は、広葉樹のものより若干太めにして 強度を上げるという工夫がなされているんですね。 このパイン材のナチュラル感は、子供さんが小さな明るい ご家庭のイメージには持って来いの気がします。 また、このナチュラルさを表現するのに、クリアの自然オイル 塗装をすることもありますが、今回はチェスナットというブラウン系 のオイルを塗ることにしています。 そうすることで、軽快さのあるパインに落ち着きというエッセンスが 足されるのです。また、このスピンドル・デザインの装飾には、 ブラウン・カラーがよく似合うはずです。 そして、スピンドルが刻まれた位置にもご注目下さい。親柱と 子柱で揃っているでしょ。階段手摺を取り付けると、連続して リズミカルに見えるように作ってあるんです。 まあ、これを文字で表現しても、皆さんにはよく分からない ですよね。そのうち、また写真を撮りますから、ご期待下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年04月21日 17時32分31秒
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