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テーマ:家を建てたい!(9738)
カテゴリ:木のデザイン
先日、NHKのEテレを見ていたら、バイオリンやチェロで その名を知らない人はいないストラディバリウスについて 考察する番組がやっていた。 ストラディバリウスは、18世紀前半のイタリアで活躍した バイオリン職人だが、アルプス寄りの森の木を使って バイオリン製作をしていたらしい。 寒い地域(森)で育った木は、木目が細かく柔らかな素材 だったので、加工がしやすいばかりか、しなやかさを 持ち合わせていたようだ。 その木の名は、「スプルース(Spruce)」。 何と、私たちが2x4工法で建てている輸入住宅の構造材と 同じではないですか。 勿論、私たちの木材は、イタリアで採ったものではなく、 もっと寒いカナダの森林で育ったものですから、全く同じ という訳ではないですが、300年もの間使われ続けている 楽器と同じ材質というのには、ビックリしました。 何故彼が、ダグラス・ファー(ベイマツ)やヘム・ファー (ベイツガ)のような別の針葉樹を使わなかったのかは 定かではないですが、大事に使ってもらえれば、私たちの 輸入住宅も300年以上持つかも知れないですもんね。 但し、デザインや性能、素材やその美しさに至るまで、最高の おうちでなければ、絶対に長く愛されないと思います。 そういう気概がない建築ビルダーにとっては、まさに 遠い存在でしょうが、私たちはそれに勝るとも劣らない 家づくりをしていく努力を続けていきたいと思います。 私たちのレンガの家も、歴史的建築物になる日が来るかも 知れませんよ。夢のある話ですね。 <関連記事>: スプルース (SPF) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年04月22日 10時30分19秒
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