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テーマ:家を建てたい!(9814)
カテゴリ:家のデザイン
こちらは、アメリカ ハード(Hurd)社のサッシが使用された建物 ですが、大きな円形窓を組み合わせたデザインは圧巻です。 輸入サッシの多くは、受注してから製作を始めるオーダーメイド ですから、基本的にどんな形状・大きさの窓でも作ってくれます。 だから、自分の個性や好みのデザインで家を造りたいという人に とっては、理想的なパートナーとなり得る存在です。 でも、皆さんはご存知でしょうか。日本では、防火認定がされた サッシ以外は、防火・準防火地域では使えないということを。 当然、知っているという方もいらっしゃるでしょうが、防火認定は 窓メーカー毎に取得する訳ではありません。また、窓のシリーズ毎に 取得することも出来ないのです。 例えば、上げ下げ窓1枚で防火認定を受けても、これを2つ並べた 2連の上げ下げ窓となると、個別に防火認定を受ける必要が生じます。 ですから、オーダーで自分の好みの窓を作ってもらっても、防火地域では 個別認定を受けない限り使えないのです。 認定を受ければいいじゃないかという人がいるかも知れませんが、 その申請やテスト、審査には数百万円という単位の費用が掛かってきます。 また、実験の結果次第では、不合格なんてこともあるのです。 数万円のサッシの為に、そんなお金と時間を使ってハードルを越える 人はまずいないですよね。 だから、国産・輸入を問わず、どこのサッシ・メーカーでも、サークル ウィンドウなどの特殊形状の窓の防火認定は取っていないのです。 つまり、こうした地域では、自分の個性が制限されると言っても過言 ではありません。いや~、ビックリしますよね。 こんな変な国は、世界中探してもどこにもありません。私個人としては 建物はもっと自由であるべきだと思いますし、世界標準に合わない 建築基準法は改善すべきだと思います。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 <関連記事>: 防火サッシの2014年問題をご存じですか? (2013年10月2日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年07月13日 10時59分28秒
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