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テーマ:家を建てたい!(9815)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
先日、洗面スペースのクッション・フロアがカビなどで黒くなって いると書かせて頂いた現場ですが、こちらは同じ1階にある和室。 Pellaの掃出しサッシは、雨漏れからか木部に水染みが生じています。 また、床下のないスラブ床(全面コンクリートの上に床を張った工法) であるが故なのか、窓まわりの木製造作材にも水染みが見受けられます。 こういう状況では、木部は常に水分が含まれた状況になりますし、 床下は通気をしない暗い地面の中のようになっています。 シロアリは、湿気があって暗く空気が流通しない場所を好みますから、 生活するにはまさに絶好の場所なのかも知れません。 和室の造作材は、ベイツガで出来ていますから、比較的柔らかく 食べやすいのでしょう。いくつも虫食いの小さな穴が明いています。 前にもお話しした通り、全面コンクリートで地面を覆っている スラブ床の基礎では、シロアリの巣を叩く方法はありません。 もし完全に叩くというなら、床を全て剥がしてコンクリートの下の 土をも掘り返さないといけません。でも、それは事実上不可能です。 こうなったら、シロアリの痕跡を見付けたら、そこに防虫剤を吹き付ける といった対処療法をする以外方法はありません。 <関連記事>: クッションフロアを張り替えただけでは直りません (2017年3月13日) 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年03月20日 17時59分02秒
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