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テーマ:家を建てたい!(9814)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
昨年、家の妻壁の高い処に付けられている飾りの換気ガラリについて 記事を書かせて頂きましたが、その時は家の外から見た状況で雨漏れ のリスクのお話をさせて頂きました。 その時は、もしかしたらという想像の域で書かせて頂いていたのですが、 その確信を得る為に先日外から写真を撮ったおうちの屋根裏に潜入して きました。 狭くて入りづらい点検口からどうにか体を入れて、広い屋根裏空間に 入った瞬間、遠くから光が来るのが分かりました。 その方向を見ると、換気ガラリの大きさに合わせて、構造用合板が 丸くくり抜かれていました。 やはり、単なる飾りのガラリではなく、通気を目的にした換気ガラリ であることがはっきりしました。 換気ガラリの裏には、虫除けの細かな金属メッシュが張ってありますが、 台風のような強い雨風が吹けば、必ずここから雨が入り込んでいた はずです。 幸い構造材の木や敷き詰められたグラスウールの断熱材は、乾いている 状態でしたが、何ら雨仕舞がなされてはいませんから、たくさんの 雨水が下の階の天井や壁に落ちてくるのも無理はありません。 ここの建築会社で輸入住宅を建てたという皆さんは、強い風で雨漏れが するということで困っていらっしゃるでしょうね。 また、こういうことに気付かずに、雨漏れは外壁のせいということで 塗り替えだけを念入りにしている場合もあるかも知れません。 勿論、そんなことでは雨漏れを解決出来るはずはありませんから、 何度も何度も高いお金を掛けて修理を繰り返すんでしょうね。 (但し、複合的に外壁にも不具合があるケースもあります) 原因とそれへの対応を誤れば、いつまでも悩まされるだけですから、 お金を掛けてでも輸入住宅を熟知した専門家を見つけることが 重要と思いますが、如何でしょうか。 <関連記事>: 換気ガラリは、飾りだけ? (2018年10月19日) 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、 これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年02月09日 17時26分24秒
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