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テーマ:家を建てたい!(9814)
カテゴリ:家のメンテナンス
名古屋市にある輸入住宅にお住まいのお客様から、玄関ハンドルの ドアラッチが充分に作動しなくなってきて、そのうちドアが開かなく なるのではないかと心配しているという相談がありました。 ハンドルセットは、クイックセット(Kwikset)のもので新築から 10年以上経過しているかも知れません。 建ててもらった地元の工務店に連絡しても、1ヶ月経っても見積も 何もないので、これまで鍵屋さんに2回ラッチを交換してもらっている とのことでした。 まあ、お客様と工務店との関係は、あまりいい状況にはないように 思いますが、メンテナンスをしないという姿勢は無責任な気がします。 お客様から写真をお送り頂いたのですが、ご覧のようにハンドルの上 にあるレバーを下げてもドアラッチの爪が最後まで入り切っていない のが分かります。 また、お客様の説明では、このレバーはいつも下がった状態で上に 戻らない状況とのことでした。 よくある不具合は、ドアラッチが経年劣化して内蔵されたバネが機能 しなくなっているというものですが、既に何度かラッチを交換している ということもあり、ラッチが主な原因であるとは言えません。 (クイックセットのラッチ部品も、10年以上経っていれば交換の必要が ありますが、数年程度では壊れることはありません。但し、ドアが 下がってラッチの爪がストライクに引っ掛かるという状態の時は、破損の リスクが高くなります) 恐らく今回のトラブルは、ハンドルセット側に内蔵されたバネ部品や 回転部品に何らかの問題が生じて、ラッチとの連動が充分でなくなった ことが考えられます。 たまにハンドルの取付け位置等が規定と違っていて、ハンドルセットに 大きな負担が掛かってしまっていたなんてケースもあります。 今回そうしたケースかどうかは分かりませんが、クイックセットを 含めてドアノブ・メーカーは内蔵された小さなパーツだけを供給しては くれませんから、ハンドルセットの交換をすべきだと思います。 これが完全に壊れてしまえば、ドアが閉まったまま開かなくなるという ことも考えられますから、玄関ハンドルが変だなと感じたら早めに 専門家に相談するようにしましょう。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年07月06日 11時19分04秒
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