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テーマ:家を建てたい!(9815)
カテゴリ:家のメンテナンス
先日、屋根や外壁からの雨漏れ修理が完了したガレージですが、今回の 長雨で床の際から水が出てきたという連絡を頂きました。 屋根や屋根に付随する外壁の雨漏れについては、修理工事を行う前に 伺っていましたが、コンクリートの壁と床とのつなぎ目から雨漏れする という話は今まで聞いていませんでした。 恐らくこういった大雨が降った折には、こうした現象が起きていたと 思いますが、暫く大雨がなかったので、お客さんもこのことを私たちに 伝えるのを忘れていたのだと思います。 このガレージは、土留めの擁壁を兼用したコンクリートの壁で一部が出来て おり、敷地の土に降った雨が染み込んで擁壁と床とのつなぎ目から出てきた のだと思います。 擁壁を造る際は、土で埋め戻される壁等に防水塗装や防水処理を行って おくのが一般的ですが、そうしたものも永久に持つものではありません。 人間が作るものですから、必ず劣化するのです。 ただ、普段はそこまで雨が土に染みないので雨漏れは発生しないのですが、 時々こうして床が水浸しになってしまうのです。 本当に直したいのであれば、擁壁の土を取り除いて、コンクリートの壁や つなぎ目に防水工事を行う必要がありますが、家も隣接している関係から それは金額的にも現実的ではありません。 床の水は簡単な排水路を設けるなどして外に排出し、壁とのつなぎ目は 敢えてコーキングなどで防水処理をしないで、自然に乾くようにするのが 一番です。 でないと、コンクリートの中で水が溜まってしまい、コンクリートの中の 鉄筋やコンクリート自体を劣化させてしまうかも知れないのです。 勿論、これが最良の方法ではありません。でも、今行える最善の 方法ではないでしょうか。 それにしても、屋根を支える柱材の下に、コンクリートの束石を据え 付けておいて正解でした。やはり、面倒でもひと手間が大切ですね。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年08月17日 19時10分22秒
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