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しょうちゃん堂読書日記

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2005.05.04
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カテゴリ:入管業務・外国人
『入管戦記』(著者:坂中英徳|出版社:講談社)


今年の3月まで東京入国管理局長を務められた坂中氏の著書です。
著者自身の表現を借りれば、長年入管という現場で仕事をしてこられた方の「卒業論文」というところでしょうか。

恥ずかしながら、不勉強で知らなかったのですが、坂中さんは1977年に俗に「坂中論文」と呼ばれる在日韓国・朝鮮人問題を扱った論文を発表されているそうだ。
この論文は在日韓国・朝鮮人に「安定した法的地位」と「内国民に準ずる待遇」を与えることを骨子とするものだったが、在日韓国・朝鮮人の側からも「同化政策の推進」だとして、かなり反発をかったらしい。
しかし、その後も変わらぬ姿勢でこの問題をライフワークとして取り組んでこられた様子が、この著書からは伝わってくる。

そんな著者が現在課題として取り組んでいるのが、1959年から始まった在日朝鮮人の「帰還運動」により北朝鮮へ渡った在日朝鮮人の日本人妻・家族らで、その後脱北し、日本へ帰国した人々の支援事業である。
これを著者は「第一線から引退した私が、使命感を持ってやらなければならない仕事である」と書いている。

4月19日のニュースによると、坂中さんは本当にNGO「脱北帰国者支援機構」(仮称)を5月に設立予定だという。
「『日本社会での差別が背景にある帰還事業。帰ってきた人たちを支援するのは当然の責務』と話している。」そうだ。

まさに「有言実行」ですね。
行政書士会もこういう方を呼んで、お話を伺う機会を作ってくれないかな?
身のある研修になると思うんだけど。。。





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Last updated  2005.05.07 18:57:44
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