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カテゴリ:ビジネス
『なぜ、あなたの会社は儲からないのか?』 著者:岡本吏郎|出版社:アスコム 第2章の「経営理念」についての部分。 まず、経営理念を作るに当たって「地域社会に貢献」なんてのは全然だめ。 そんなのは会社が儲かるようになってから考えればいいので、「たいして儲かっていない経営の初期段階から、社会貢献などと言っているのは少しおかしい」。 「当初の経営理念は利己的でいい」 「儲けたいというのが本音なら、それを理念にすればいい」 「個人的なエネルギーの発露になるものこそ会社の理念にすべき」 「もう一つ重要なこと」 「私たちは単に儲けるだけなら風俗でも犯罪でも金貸しでも何でも稼ぐ方法があります。しかし、なぜかそういう方法は儲ける手段としては選びません。それは、人にはそれぞれ『美意識』があるからです。」 「この『美しさ』の感じ方は、経営理念のようなものよりも大事だと思います。」 「私たちは経営をしていると、現実に流されることがよくあります。せっかく捨て身でビジネスをはじめたのに、現実に流された日々を送ることは避けたいところです。しかし、現実という引力は、ときどき、私たちを想いとは違う方向へ導きます。ですから、自身の美的な感覚は大事にしたほうがよい」 僕は行政書士という仕事を職業としています。 この仕事で生活していますし、できるだけ稼ぎたいと思っています。 でも、単に稼ぐだけならもっと儲かる仕事だってあるのに、なぜこの行政書士という仕事をしているのか。 これだけは忘れないように仕事をしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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日本語教師という仕事は、あまりお金にはなりませんね。それなのに、捨てずにがんばっているのは、・・・。
やっぱり、「・・・」の部分に何かあるから、ですね。 それを忘れないようにしたいと思います。 (2005.11.20 19:21:22)
リトルモアさん
> 日本語教師という仕事は、あまりお金にはなりませんね。それなのに、捨てずにがんばっているのは、・・・。 >やっぱり、「・・・」の部分に何かあるから、ですね。 >それを忘れないようにしたいと思います。 ----- そうですね。 どんな仕事でもこの「・・・」が大切なんだと思います。 (2005.11.21 00:04:44) |